長友佑都が伝える医療崩壊の恐ろしさ「知人の妻が癌で…」

ガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都が、知人が暮らすイタリアの医療崩壊についてTwitter（@YutoNagatomo5）上でコメントしている。

FC東京でキャリアをスタートさせ、チェゼーナを経て2011年にインテルに加わった長友。世界トップクラスの選手としのぎを削ったインテルでは、2018年までを過ごした。

新型コロナウイルスが蔓延する現在、イタリアの状況は深刻だ。9日の政府発表時点では感染者が14万3626人、死者が1万8279人になったことが伝えられ、医療関係への負担が心配される。

長友は10日にTwitterを更新し、そういった状況の中では他の病気の恐怖も増すことを伝えた。

「イタリアに住んでいる僕の知人の妻が癌で闘病中。イタリアは医療崩壊していて、予定していた検査や治療ができない状態。あと2ヵ月は検査を受けられないそうだ」

「怖いのはコロナだけではない。医療崩壊で多くの人たちが犠牲になることだ。僕たち1人1人の自覚ある行動が多くの人たちを救う」

また、長友は11日にも「トルコでは夜22時くらいにいきなり土日の2日間外出禁止令が出された。スーパーも閉まるから食材買えない。今ある食材で2日間乗り切らないと。これからみんな買い溜めがエスカレートしそうだ」と投稿し、トルコでの近況を伝えている。