ブンデスリーガ2部ハンブルガーSV(HSV)に所属する元日本代表DFの酒井高徳は、本拠地で浴びたブーイングについて口を開いた。地元紙『ハンブルガー・アーベントブラット』が伝えている。
前節パダーボルン戦を落とし、1年での1部復帰の可能性が消えていたHSVだが、ラストマッチにはホームにデュイスブルクを迎え、3-0での勝利を収めた。バイエルン・ミュンヘン移籍が内定している同クラブ下部組織出身の逸材FWフィーテ・アルプも惜別の今季初ゴールを決め、フォルクスパーク・シュターディオンの雰囲気は悪くなかった。
しかし、スコアがすでに3-0の83分、酒井が投入される際にスタンドからブーイングを受けると、さらにボールタッチのたびに指笛が飛んだ。試合中に元同僚の相手選手と「4年間ここにいる。4年間もだ」と呆れた様子で話していたと伝えられた酒井だが、試合直後にはこれに関するコメントを控えていた。
そして、翌日にクラブの敷地に姿を見せファンとの写真撮影に応じた酒井は、メディアに対してブーイングについて初めてコメント。「がっかりしましたね。1人の選手を吊るし上げるのはどうなのかと思います」と失望感を露わにした。2020年までの契約を残すもメディアではここ最近今夏の放出候補に挙げられている同選手だが、自身の去就については「将来に関してはすべての可能性が考えられます」と退団も示唆した。
1部ではHSVのキャプテンを務め、昨夏の2部降格時にはクラブとの契約延長に至った酒井。今回のスタジアムでの出来事も自身の決断に多少の影響を及ぼすことになるのだろうか。
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