ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、足首の状態を心配されていたクリスティアーノ・ロナウドをナポリ戦のメンバーに入れたことを明かした。
2月24日のボローニャ戦で足首を痛めたC・ロナウドは、27日のトレーニングでは別メニューをこなすなど状態に不安の声が上がっていた。しかし、28日に全体練習に復帰すると、3日に行われる2位ナポリとの一戦に向けたスカッドにも名を連ねた。
一時は12日のチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリー戦に向けて、C・ロナウドはナポリ戦を欠場するのではないかと考えられていた。しかし、アッレグリ監督は2日の会見でポルトガル代表FWの休養を否定し、状態が心配されている他の選手たちについても言及した。
「C・ロナウドはチームとともにトレーニングを行い、明日もプレーすることになるだろう。サミ・ケディラにはテストが必要だ。ドウグラス・コスタはアトレティコ・マドリー戦までに帰って来れると願っている。一方でフアン・クアドラードは復帰までにまだまだ時間が掛かる」
また、CL決勝トーナメント1回戦ファーストレグのアトレティコ・マドリー戦での敗戦やコッパ・イタリアでの早期敗退など、3冠を期待されたユヴェントスが苦戦する状況に周囲からの目は厳しい。これを受け、アッレグリ監督は周りからの声に不満を募らせた。
「私は周囲のリアクションに失望している。マドリーでアトレティコに3-0で勝つなんて想像されていたことは賢明な考えではないし、ピッチに立ったことのある人間の発言とは思えない。4人の主力を欠いた状況でこのような期待は非現実的だ」
「私が就任して以降、チャンピオンズリーグで11回負けた。このうちの2試合はすでに予選突破を決めた後だ。残りはマンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ、レアル、アトレティコだ。私はデータ好きなわけではないが、これは素晴らしい成績だ。ただ、今は自分自身に、アトレティコ・マドリー戦の負け方に腹が立っている。あのような非難に対してではない」
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