ベルギー1部のオイペンは5日、FW豊川雄太(23)を獲得したことを発表した。イングランド2部のリーズ・ユナイテッドからのレンタル加入となっている。
豊川は2013年に鹿島アントラーズに加入し、ここ2年間は期限付きでJ2のファジアーノ岡山に貸し出されていた。鹿島や岡山の選手としてJ1・J2で通算20ゴール7アシストを記録してきた。
オイペンのグリストフ・ヘンケルGM(ゼネラルマネジャー)は「ユウタ・トヨカワはスピーディーでゴールを脅かすアタッカーで、残留を争うチームをきっと助けてくれるだろう。我々は日本からの新しい選手を楽しみにしており、ユウタ・トヨカワを心から歓迎する」と期待のコメントを残している。
クラブ公式ウェブサイトを通じた発表によると、同選手は先日MF井手口陽介を獲得し、スペイン2部クルトゥラル・レオネサへと送り出したリーズに移籍し、そこからベルギーのオイペンにレンタルで加入することに。なおリーズやオイペンとの契約期間については明かされていない。
なお、元フランス代表MFのクロード・マケレレ監督が率いるオイペンだが、現在ベルギー1部の最下位に位置。豊川は過去には現ジェフユナイテッド千葉FWの指宿洋史がプレーしていたクラブに加わり、FW久保裕也(ヘント)やMF森岡亮太(ワースランド・ベフェレン)が活躍するリーグに挑戦することが決まった。
