【補強診断:80点】1年半振りの新戦力に充実のスカッド…今季こそタイトルが欲しいところ~トッテナム~

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(C)Getty Images
2019-20シーズンの欧州リーグがついにスタート。『Goal』では、欧州5大リーグ開幕を前に、ビッグクラブの補強診断と戦力分析を実施する。今回は、昨季クラブ史上初めてチャンピオンズリーグ決勝進出を果たしたトッテナムだ。※8月9日更新 文=寺沢薫

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■主な獲得・放出まとめ

【IN】

MFタンギ・エンドンベレ(22歳、フランス)
←リヨン、移籍金:6000万ユーロ(約73億円)

MFジャック・クラーク(18歳、イングランド)
←リーズ、移籍金:1100万ユーロ(約13億円)

MFジオヴァニ・ロ・チェルソ(23歳、アルゼンチン)
←レアル・ベティス、期限付き移籍

MFライアン・セセニョン(19歳、イングランド)
←フラム、移籍金:2700万ユーロ(約32億円)

【OUT】
FWフェルナンド・ジェレンテ(34歳、スペイン)
→フリー

FWフィンセント・ヤンセン(25歳、オランダ)
→モンテレイ、移籍金:900万ユーロ(約10億円)

DFキーラン・トリッピアー(28歳、イングランド)
→アトレティコ・マドリー、移籍金:2200万ユーロ(約27億円)

GKミシェル・フォルム(35歳、オランダ)
→フリー

◆基本フォーメーション:【4-3-1-2】または【4-2-3-1】

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【補強総合評価:80点】500日以上の時を超えて、新戦力がやってきた

「補強なし」という現代フットボールでは異例の方策で2018-19シーズンを戦い抜き、見事にプレミアでのトップ4フィニッシュと、チャンピオンズリーグ(CL)のファイナル進出という結果を出した。そんなスパーズに、去る7月2日、実に1年半振りとなる新戦力がやってきた。MFタンギ・エンドンベレを獲得するためにリヨンへと支払った金額は、17年にダビンソン・サンチェス獲得に費やした4200万ポンドを大きく超える、クラブ史上最高額の6500万ポンド。マンチェスター・シティなども注視していた逸材を“一本釣り”できたのは大きな成果だ。

さらにデッドライン・デーにアルゼンチン代表ジオヴァニ・ロ・チェルソを獲得。中盤の層はさらに厚くなった。またイングランドU-21代表ライアン・セセニョンという楽しみな若手も加入し、充実のスカッドとなっている。一方でパウロ・ディバラを逃し、層が薄い両サイドバックなどを中心にさらなる補強を施そうと動いてきたが、マウリシオ・ポチェッティーノ監督にとって理想的な流れでシーズンインしたとは言い難い夏となった。

【GK・DF評価:A】中央は盤石だが、両サイドは頭打ちか ※各評価はC~Sの4段階

Toby Alderweireld Tottenham Hotspur  Jan Vertonghen 10042016

守護神ウーゴ・ロリスが健在で、センターバックも充実している中央エリアは盤石だ。円熟のベルギー代表コンビ、ヤン・ヴェルトンゲンとトビー・アルデルヴァイレルトに、ダビンソン・サンチェス、フアン・フォイスと次世代を担うタレントも控えるCBのメンバー構成は4バックにも3バックにも対応可能で、それぞれ実力も申し分ない。

サイドはトリッピアーがアトレティコ・マドリーに移籍したが、その後釜は獲得できておらず(8月5日時点)、右はセルジュ・オーリエと若手のカイル・ウォーカー=ピータース、またはコパ・アメリカでアルゼンチン代表の右SBを担ったフォイスを回してカバーすることになる。左はベン・デイビスとダニー・ローズの2枚体制にセセニョンが割って入れるか。ただ、CBと違いこの両SBは昨季CL決勝で敗れたリヴァプールとの如実な差を見せつけられたセクションで、刷新を求める声もあるため、現状維持にファンは不満を覚えているだろう。

【MF評価:A】エリクセン残留なら質も量もピカイチ

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欧州トップリーグの多くが移籍期限に設定している9月2日までクリスティアン・エリクセンを守りきれれば、昨季以上に充実の選手層でシーズンを戦えることになる。

リヨンから新たに加わったフランス代表MFエンドンベレは、身体能力とスキルがいずれも高く、スタミナも抜群で攻守に活躍できるオールラウンダー型のボックス・トゥ・ボックス。ダイナミックなプレースタイルがプレミアの水に合うであろうこと、またチームにフランス人選手が多いことから馴染むのに時間はさほどかからなそうで、即レギュラー候補だろう。

さらに、リーグ屈指のチャンスメーカーであるエリクセンとデレ・アリに、ロ・チェルソという新たなオプションも加わった。プレーメーカーのハリー・ウィンクス、働き者のムサ・シソコに守備職人のヴィクター・ワニャマ、万能型のエリック・ダイアーと、様々なタイプが居並ぶ中盤は多士済々だ。

【FW評価:A】ケイン、ソンの2枚看板にオプションも充実

Harry Kane Son Heung-mi

ケイン、ソン・フンミンと大きな得点源が2つあるのは、昨季に引き続きスパーズの大きな強み。この2本柱に加え、技巧のエリク・ラメラ、スピードのルーカス・モウラがおり、さらに「ネクスト・ケイン」の誉れ高いアイルランド出身の17歳、トロイ・パロットという新星もプレシーズンマッチで好アピールを見せるなど層は厚い。サイドにも19歳セセニョンという武器も加わった。高さという唯一無二の武器を持っていたフェルナンド・ジョレンテが契約満了により退団したためオプションが1つ減ったものの、それでも1トップでも2トップでも多彩な組み合わせで試合に臨むことが可能だ。

不安要素を挙げるとすれば、プレーの内容というよりもケインの古傷か。エースはここ4シーズンのうち3シーズンで足首を負傷しており、大きなケガなく1年間を過ごせるかどうかによって、チームの戦いぶりも変わってきそうだ。

【戦力総合評価:80点】チームは成熟期、そろそろタイトルが欲しいところ

Mauricio Pochettino Spurs

ポチェッティーノ政権6年目。チームのトレードマークであるハードなプレッシング戦術はますます研ぎ澄まされ、昨季はシステムや選手の組み合わせを巧みに調整しながら勝つ柔軟性も身につけた。ケインやアリ、ソン・フンミンといった指揮官が手塩にかけて育ててきた主力選手たちも次々と成熟期に入っており、シーズンを経るごとに力強さを増してきたトッテナムは、間違いなく今季も安定して力を発揮するはずだ。

プレミアではトップ4入りはもはやノルマで、優勝争いに絡んでいくことも期待される。またカップ戦では、ポチェッティーノ就任後は初、クラブにとっては2007-08シーズンのリーグカップ制覇以来となるトロフィーもそろそろ欲しいところ。昨季終盤に豪華絢爛な新ホームスタジアムも無事に開場し、CLで初めて決勝に進出するなどクラブ全体が上り調子にある今だからこそ、勝負をかけて何らかの形で現体制の集大成を飾り、真のエリートクラブの仲間入りを果たしたいところだ。

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2019-20シーズンのプレミアリーグもいよいよ開幕。

トッテナムファンとしては、CL準優勝を果たした昨季以上の躍進に胸が躍るシーズンとなる。

気になる開幕戦の放送予定は以下の記事からチェックできる。

【プレミアリーグ 2019-20開幕戦】トッテナムの注目選手や放送予定・試合日程まとめ

 

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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