バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFセルジュ・ニャブリの移籍の経緯が、ドイツ誌『シュポルト・ビルト』によって明らかにされている。
ニャブリは昨シーズン、バイエルン1年目で二桁ゴールをマーク。今シーズンもチャンピオンズリーグのトッテナム戦で4ゴールをマークするなど主力選手として定着し、ドイツ代表でもレギュラーの座を手にしている。
アーセナルユースで育ったニャブリがバイエルン所属となったのは2017年から(2017-18シーズンはホッフェンハイムへとレンタル移籍)だが、実際にバイエルンが興味を持ったのは2016年のリオ・オリンピックのときだったという。アンダー世代でのドイツ代表での活躍を見て、バイエルン首脳陣は獲得を決断。しかし、同時期にブレーメンもアーセナルからの獲得を狙ったため、1年後に700万ユーロ(約8億4000万円)でバイエルンへと譲渡する契約をブレーメンに取り付けることとなった。
ニャブリ自身も「ブレーメンに行くのは正しい決断だった。バイエルンも興味を示しているのは知っていたけどね。ミュンヘンへのステップは大きすぎた。目標は常にそこにあったんだ」とこのステップが正しかったことを語っている。
ホッフェンハイムへのレンタル移籍については「ユリアン・ナーゲルスマンと会った後、キャリアの次のステップにホッフェンハイムを選びたくなった。他にもオファーはあったけど、そこでベストを目指したくなったんだ」と振り返っている。
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