日本サッカー協会（JFA）は8日、天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権大会の開幕戦を延期すると発表した。
JFAが新型コロナウイルスの情勢を鑑み、5月末まで全ての主催事業（トレーニング、講習会、研修会、視察等を含む）を延期、または中止にすることを決定。「5月中に予定されていた競技会（例：高円宮杯U-18プレミアリーグ、天皇杯一回戦）等、個別の事業につきましては、日程の変更や修正について速やかに検討した上で、JFA担当部署もしくは所管の委員会・部会よりご連絡申し上げます」としていた。
これにより、5月23・24日の1回戦は開催延期に。また、各都道府県代表決定期限を5月10日までとしていたが、こちらも併せて延期することが決まった。延期による開催日程の変更については、決定次第アナウンスされる。
なお、JFAは6月以降の対応については「政府の発表や厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の提言などを受け、5月上旬に改めて検討し、可及的速やかにご案内させていただきます」と発表している。
天皇杯においては、これまで2回戦からJ1とJ2のクラブが参加する方式となっていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今季のJ1参加クラブは4回戦からの出場に。大会方式を一部変更することで、開催を調整していたが、延期となったことで今後難しい日程調整を強いられることになりそうだ。
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