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窮地の鳥栖を救えるか…金明輝新監督が語るチームの抱える課題と再建への道

サガン鳥栖は7日、トップチーム監督に金明輝氏が就任することを発表した。同日に行われた就任会見でチームが抱える課題、今後の見通しについて説明した。

スペイン人のルイス・カレーラス前監督の下、新シーズンを迎えた鳥栖だったが、10試合でわずか1得点と得点力不足に悩まされ、1勝1分8敗の最下位に低迷。4日の明治安田生命J1リーグ第10節の大分トリニータ戦では、金監督が暫定的に指揮。その翌日にカレーラス前監督の退任を発表していた。

金監督は昨季終盤にも、マッシモ・フィッカデンティ前監督の契約解除に伴い、指揮官に就任。残り5試合でチームを立て直す見事な采配で逆転残留に導いた。

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いま鳥栖が抱えている問題について、金監督は「やはり誰が見ても得点不足が課題」と言及。「得点に至る過程、得点チャンスがある中で取れていないのか、その機会すらつくれていないのか、そこをしっかり見つめ直したい」とチーム再建に向けて徹底的な見直しを行っていくつもりだ。

「本当にゴールを奪うための道筋を選手たちと共有」することが、チーム再建への道だと語る金監督。これまでカレーラス監督が掲げたポゼッションスタイルに固執せず、「パスを細かくつなぐ、ロングボールを蹴る、そういったものを全て融合しながら、相手主導ではなく、自分たち主導でサッカーをしていく」融合スタイルを取り入れることを明言した。

攻撃面での課題が山積「守備のところも大切」と捉えているようで「守備でもイージーなミスで失点することが無いように、選手が自信を持って取り組んでいけるようにしっかり修正して進んでいきたい」と意気込んだ。


昨季までは、堅守速攻スタイルが板についていた鳥栖。金監督は「誰が見ても走る、戦うは大事にしたい」と話しながらも、「それは今どのチームもやっているので、それをベースにプラスアルファで何ができるのか」を選手に伝えているという。

そのうえで「ピッチで戦う姿、ハードワーク、サガン鳥栖らしさ、そこをまずベースにしながら選手それぞれの特徴を出せるように、それ以上のものを出せるようにやっていきたい」と、サガンの強みを前面に押し出していくことを誓った。

ディテールの部分での追求はマストではあるが、「まず戦術よりも、サガン鳥栖のために、このチームのためにやってくれる、身を粉にして戦ってくれる、そういう選手11人を選びたい」とメンバー起用についても変更を示唆。「選手たちの色々な部分をリスペクトしながら、チームが勝つというのを最優先に考えて、そういうメンバーを選んでいきたい」とした。

今後の具体的な目標については「まだ(リーグは)24試合ありますし、まず2勝すれば結果として降格圏を逃れる」とポジティブに捉えており、「リーグ戦、天皇杯、ルヴァンカップ、1つでも上に行けるように取り組んでいく」と強い言葉で締めくくった。

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