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移籍初年度ながらすでに10発。神戸FWビジャの凄みはどこにある?盟友イニエスタが挙げたのは…

15:05 JST 2019/08/02
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 今季鳴り物入りで加入し、ヴィッセル神戸のエースとして出色の活躍を見せるダビド・ビジャ。37歳となってもその得点能力は衰えることを知らない。

 決して身体能力に恵まれているわけではない彼がなぜ、これほど多くのゴールを奪えるのか。2日にDAZNで配信された『Jリーグプレビューショー』で、チームメイトのアンドレス・イニエスタが挙げた3つのポイントについて、クラブのOBであり、同じストライカーの播戸竜二氏が解説する。

■相手DFを翻弄する動き出しの駆け引き

 スペイン代表歴代最多得点者の肩書を引っ提げ、今季、ヴィッセル神戸に加入したダビド・ビジャは、ここまでリーグ2位の10ゴールを挙げ、その実力に違わぬパフォーマンスを披露している。2日に行われるガンバ大阪との一戦でも、このスペイン人ストライカーがカギを握ると、播戸氏は見ている。

 「ここ2試合は点を取ってないですが、キレがありますし、37歳にしてなお一級品のパフォーマンスを彼は出しています」

 ビジャの凄さについてスペイン代表やバルセロナで長くプレーし、神戸で再会を果たしたアンドレス・イニエスタは、「マークを外す動き」「相手を交わす巧みさ」「ゴールを決める力」の3つをポイントとして挙げている。これらの特徴について、播戸氏が詳しく解説していく。

 まず、「マークを外す動き」について。

 「基本的に試合中は常にマークを外す動きをしています。CBの2人に対し、ビジャ選手はいつもどっちにいるか分からない状況でポジションを取っています」

 そのポジショニングの巧みさもさることながら、播戸氏が注目するのは、動き出しの際の駆け引きだ。

 「彼がすごいのは、パスが出るタイミングで少し下がりながら、裏に抜け出しているんです。直線的に行くと、ディフェンスはオフサイドだなと分かりますが、少し下がることによって、フリーでボールを受けられる。ディフェンスもボールが出てくる時に少し下がるので、それも利用しながら、オフサイドにならないように動き出しているんです」

 ビジャは今季、リーグ最多となる32回のオフサイドを取られている。このデータに関しても、ビジャの特徴がよく表れていると播戸氏は指摘する。

 「それだけ裏を狙っているということ。ギリギリのところで駆け引きしているからオフサイドが多いだけなんです。裏に抜け出して点が取れる選手であり、常にマークを外す動きをしている選手なんです」

■自分の好きなシュートが打てる

 2つ目の「相手を交わす巧みさ」については、6月30日に行われた第17節・名古屋グランパス戦の先制ゴールにその特徴が表れているという。スルーパスに抜け出し、鋭い切り返しでDFをかわして、ループ気味にGKの頭上を射抜いた得点である。播戸氏はこのシーンを振り返り、「驚異的なこと」と驚きを見せる。

 「(対峙した)シミッチ選手は、(ビジャが)右足でシュートを打つんじゃないかと対応しましたが、すっと左側に持っていくことで、バランスが崩れました。さらにGKが出てきて左足のシュートコースを切るのですが、右に切り返したことによって(GKの)ランゲラック選手も交わしています。ボールタッチも細かいですし、切り返しの角度も深い。その深いなかで次のタッチも速い。このプレーを37歳のビジャ選手がやっているのは、驚異的なことだと思います」

 そして最後に触れるのが、「ゴールを決める力」について。

 ビジャはここまで、リーグ1位の60本のシュートを放ち、枠内率は53%を記録している。播戸氏はなにより、自分の形を持っていることが大きいと、ビジャの凄さを説明する。

 「どんな状況になっても、最終的に右足に持ってきて自分の好きなシュートを打てる。これをすぐにやるからディフェンスは対応できないですし、そのシュートも巻きながらの速いシュートなのでGKも対応できない。右のシュートの形があるっていうのが、ビジャ選手の特徴だと思います」

 また播戸さんが注目するのは、その独特なボールの蹴り方だ。

 「インステップとインサイドの間、インフロントよりもちょっと親指の付け根側ですね。インステップほどの速いシュートは打てなくても、インサイドほどの正確性はなくても、両方打てるような形でシュートできる。それをドリブルしながら切り返しのシュートも打てますし、ダイレクトでも、PKでもそのシュートが打てる。小さい頃からずっとやっているものだと思いますが、これがあるから彼は多くのゴールを取れているのだと思います」

 最後に播戸さんは、G大阪戦におけるビジャの注目点に“ポジショニング”を挙げた。

 「ビジャ選手は相手が4バックの時のほうが点は取れています。ガンバは3バックです。4バックの時は真ん中にポジションを取ることが多いんですが、3バックの時は真ん中にもう一人選手がいます。ということは、得意な左サイドにポジションを取るのではないでしょうか」

 左サイドでボールを受けられれば、中に切れ込み、得意の右足でシュートが打てる。その形に持っていければ、ビジャの得点シーンが生まれるかもしれない。

 「彼にはいろんな引き出しがあって、いろんなゴールのパターンがある。FWとして点を取るにはどうしたらいいのかというのを見せてほしいと思います」

 注目の「フライデーナイトJリーグ」神戸vsG大阪は2日19時にノエビアスタジアム神戸でキックオフする。

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