ヴィッセル神戸は7日、スペイン1部のバルセロナよりMFセルジ・サンペールが完全移籍で加入することを発表した。背番号は『6』に決定している。
サンペールはバルセロナ・アカデミー出身の24歳。2013年から16年までプレーしたバルセロナのBチームでは不可欠な存在であり、アンダー世代のスペイン代表としても長く活躍したものの、トップチームでは出場機会に恵まれず。15－16シーズンにグラナダ、17－18シーズンにラス・パルマスにレンタルで移籍して経験を積んだ。今季よりバルセロナに復帰したが、負傷の影響もあり、コパ・デル・レイで33分出場するだけにとどまっている。
スペイン紙『ムンド・デポルティボ』によると、バルセロナとグローバルスポンサー契約を結ぶ楽天の三木谷浩史会長兼社長は、世界最大の携帯関連見本市「MWC19バルセロナ」に参加した際、バルセロナとサンペールについて話し合ったのが移籍のきっかけと報じていた。
ここ数年はレンタルで武者修行をしながらも、バルセロナでは結果を残せていないサンペール。中盤の底でチームの攻守のバランスを司るプレースタイルは、かつてスペイン代表MFセルジ・ブスケッツの後継者とも呼ばれた。バルサ化を推し進める神戸で、アンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャといった面々とどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。
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