現役引退を発表したパトリス・エブラのキャリアの中で“チキン”が重要な役割を果たしていたようだ。『The Players’Tribune』で語った。
マンチェスター・ユナイテッドで5度のリーグ制覇、そしてチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げ、フランス代表としても長らく活躍したエブラ。また、2002年から2006年まで所属したモナコでも2004年のCL準優勝メンバーに名を連ねたが、当時の思い出の中では違ったエピソードが印象深いようだ。
「世間は2004年のチャンピオンズリーグ決勝のことを話すけど、モナコでの(自分のキャリアの中で)最もクレイジーだったことは、U-21フランス代表でプレーした後のことだ」
「対戦相手に踏みつけられて、僕の足はひどく傷つけられた。病院でモナコ指揮官だったディディエ・デシャンにこう言ったんだ。『痛すぎる。プレーできない。もう歩けないよ!』ってね」
代表戦での負傷により、歩くのにも苦労する痛みを抱えていたというエブラ。その痛みを沈めるための鍵になったのは、クラブスタッフのある一言だったという。
「でも、チームは僕を必要としていた。それでドクターたちは痛みを取り除くためにあらゆることを試したけど、どれも上手くいかなかったよ。その時、クラブスタッフの誰かが『古いやり方を試そう』と言ったんだ」
「みんなが『どういう意味?』と言っていたら、彼は『靴の中にチキンを入れるんだよ』と答えた。狂っているように思えたけど、ご存知のとおり僕は心をオープンにしている。それで、地元の肉屋に行って、『何が欲しい?』と聞かれたから『チキン。小さいやつをひとかけら』と答えたよ」
突飛に思える提案だったが、エブラはすぐに試すことに。そして、どうやらその効果は絶大だったようだ。
「彼(肉屋)の『小さいやつ?どうして?』という言葉に、僕は『それを靴の中に入れるつもりなんだ』と返したよ。そしたら、彼は笑っていた」
「そして、チキンを持って家に帰って新しい靴を注文した。一つは42.5、もう一つは44のサイズだ。(チキンを靴に入れた状態で)ボールをパスしてみて、大丈夫だと感じた。痛みはあるけど、大丈夫。それで、僕は4カ月間靴にチキンを入れてプレーすることになった。その状態でトレーニングはしなかったよ。母親が食べ物を粗末にすることを絶対に許さなかったからね。でも、試合前は毎回、肉屋を訪れた。『おはよう、パトリス。いつものでいい?』って聞かれてね」
そして、エブラはイングランド行きに関しても「チキンのおかげで僕はとても上手くプレーすることができて、2006年1月にマンチェスター・ユナイテッドとサインしたんだ」と振り返る。もし“靴の中のチキン”が無ければ、エブラのキャリアも違ったものになっていたかもしれない。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です



