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明治安田生命J1リーグ

灼熱のFC東京・青赤パークを直撃!「蝗」はご当地スタグルを食べ尽くしたか?

19:26 JST 2019/08/08
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全国各地のスタグルが味スタに集まる! その情報が流れたとたん、スタジアムグルメ好きなJサポーターのSNSで大きな話題となった。全国のスタグルが一堂に会すると言えばFUJI XEROX SUPER CUPだが、今回はFC東京が主催するイベントである。「食」への探求心がJ屈指で、「蝗」とも称されるFC東京ファン・サポーターの本拠地での開催だ。

■企画の発端は4月のモツ煮

 8月3日、明治安田生命J1リーグ戦第21節FC東京vsセレッソ大阪戦で開催された『ご当地スタジアムグルメ in 青赤パーク』。山形、福島、水戸、町田、千葉、柏、金沢、岐阜、徳島、香川、そして東京の11地域、J2・9クラブ、J3・2クラブ計11クラブのホームゲームに出店する17のお店が味の素スタジアム横のアジパンダ広場で開催されている「青赤パーク supported by XFLAG」に集まった。

 担当するFC東京イベント・プロモーション部の田中佑治さんによると、企画の発端は「4月に鹿島食肉組合さんのモツ煮が3時間で売り切れたから」だという。

「その時は、買えないお客様が出てしまいました。でも、有名なお店にたくさん集まってもらえば、選択肢が増えてより多くの方に楽しんでいただけます。また、この企画をクラブ単体でやるという話題性もあって、実施することになりました」

 出店スタグルはJ2中心であり、有名スタグルから新顔まで幅広いラインナップ。では、なぜこのセレクトになったのだろう。

「J1クラブのスタグル店舗さんは同日に試合があるので出店できませんし、アウェイでの対戦時に楽しむ機会もあります。となると自ずとJ2、J3になります。スケジュール的に出店可能なお店をピックアップし、クラブ内の意見も集約してリストを作りました。そのあとは各クラブに許可を取り、一店舗ずつ交渉しました」

 結果的にJ2のスタグルが多くなったわけだが、FC東京のファン・サポーターにとっては「基本、食べられないスタグル」(田中さん)でもある。「来てくれてうれしい」と、フクアリ名物「喜作のソーセージ盛り」に並ぶFC東京サポーターも言う。「タッパーを持っていったら大盛になるのは知ってますよ。ネットでも有名だし」と、準備もぬかりない。

■フードの売り上げ金額は過去最高に

 参加したお店の手ごたえを聞いてみた。まずは、モンテディオ山形の「いも煮」。この暑さの中、果たして熱々の「いも煮」は売れたのか?

「山形ではこんなに暑い中で食べないよ(笑)。最初は700食で話していたんですけど、あまりの暑さに減らしました。でも、もう少し増やしてもよかったかな」とは「COCO夢や」さん。朝から作った「いも煮」は500食が完売。「観客数が全然違うからねえ。(山形が)J1に戻ったらホームでももっと売れるかな。でも、最近調子悪いから…」と話題は自ずとチームの成績になった。

「まさかこんなに売れるとは」とニコニコ顔は、福島ユナイテッドの「いもくり佐太郎」さん。栗とさつまいもの和風スイーツで、700袋が完売したという。「J3だとお客さん自体が少ないですから、本当にうれしい。でも、この様子を見たら思うんですよ。J2、J1へ、いつか福島ユナイテッドもこうなってもらいたいなと」。そんな「いもくり佐太郎」さんは、従業員一同、熱烈に福島を応援しているという。

 徳島ヴォルティスのホームに出店する「日和佐燻製工房」はポカスタ以外での初出店となった。魚介や玉子の燻製を販売したが、担当の中森さんは、「いや、もうすごいです」と驚きを隠せない。取材中も「玉子売り切れたの?」と声をかけられる。「燻製玉子はかつてない数を持ってきたのですが、あっという間でした。またお声がかかったらぜったいに来ます。今度はすべての方に召し上がっていただけるよう玉子リベンジです!」とのこと、次回に期待したい。

 翌4日、FC東京はツイッターでこの日のフード類の売り上げが、過去最高額になったことを報告した。

■試合以外の体験で楽しんでもらう

▲青赤パークを担当するFC東京イベント・プロモーション部の田中さん

 この日は、スタグル目当てに初めて「青赤パーク」に足を運んだファン・サポーターも多く見られた。だが、クラブ側は「青赤パーク」を「食フェス」とは捉えていない。

「フードは一番利用率が高いので、そこを高めることで全体の満足度を高めることはできるのですが、フード目的以外のお客様にも楽しんでいただくことも課題です」とイベント・プロモーション部の田中さんは言う。「青赤パークの体験コンテンツは実はあまり変わっていないんです。ステージにしても動画でハイライトなどを流してはしていますが、お客様は飽きてしまいます。マンネリ化への対策は必要だと思います」と続ける。

 スタジアムに行く楽しみは、試合はもちろん、試合以外の体験も重要だ。その一環を「青赤パーク」が担っている。そのため、「求められているものにはできる限り応える」という方針で運営されている。例えば、試合後の営業時間の延長希望がツイッターで投げかけられたところ、即対応した。「30分延長するためには、お店や後片付けなど他社も巻き込むので、簡単ではなかったのですが、対応すればお客様からすぐ反応してもらえる。非常にやりがいがあります」と田中さんも手ごたえを感じている。

「常に改善しながらなんとか新しいことをしようとやっている」という「青赤パーク」。シーズンも半ばを過ぎたが、次なる仕掛けに期待が膨らむ。利用者として希望を伝えれば、それが実現するかもしれない。個人的にはもう少し涼しくなってから、再度ご当地グルメを楽しみたい。

(取材・文=Goal編集部)

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