清水エスパルスは3日、GK六反勇治（32）が横浜FCに期限付き移籍することを発表した。期間は2020年2月1日から2021年1月31日まで。なお、六反は横浜FCと対戦するすべての公式戦に出場できない。
六反は、熊本国府高校卒業後の2006シーズンにアビスパ福岡でプロとしてのキャリアをスタート。その後、横浜F・マリノス、ベガルタ仙台を経て、2017年から清水に加わった。清水では初年度から正守護神の座をつかんでいたが、2019シーズンはオーバートレーニング症候群の影響もあり、明治安田生命J1リーグ10試合の出場にとどまっている。
また、六反は出場こそないものの日本代表に選ばれた経歴も持ち、2015年の東アジアカップ、ロシア・ワールドカップ（W杯）に向けてのアジア2次予選メンバーに名を連ねていた。
2020シーズンからのJ1昇格組である横浜FCへの加入に際し、六反はクラブ公式サイトを通じて「チームと共にチャレンジ出来る事を嬉しく思います。シーズンが終わった時にチームの目標を達成し、みんなで笑顔で終われるように頑張っていきます」とコメント。さらに、清水に向けては以下のように感謝を綴った。
「子どもも大きくなり初めて家族が好きになった静岡。富士山が綺麗に見える三保街道を通っていく練習場。素晴らしい太鼓の音とサポーターの声援を受けることが出来るアイスタ。もうここでサッカーが出来なくなる悲しさと結果を残すことの出来なかった悔しさが心の中で大きくなっています」
「今年（2019年）オーバートレーニング症候群になった直後はもうサッカーを辞めようとまで考えました。そこで僕の支えになったくれた家族、トレーナー、そして練習参加を許してくれた藤枝MYFCの方々にこの場を借りて感謝したいと思います。ありがとうございます。サッカーの街でサッカー選手として過ごすことが出来た3年間、本当に幸せでした。ありがとうございました」
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
