清水エスパルスは14日、2018年より横浜F・マリノスのヘッドコーチを務めていたピーター・クラモフスキー氏が来季より新監督に就任することを発表した。なお、篠田善之監督はコーチとして来季もチームに残留する。
オーストラリア出身のクラモフスキー氏は41歳。現・横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督の右腕としてメルボルン・ビクトリーやオーストラリア代表のアシスタントコーチを歴任。2018年にポステコグルー監督の来日とともに、横浜FMのヘッドコーチに就任していた。横浜FMは今季のJ1リーグで15年ぶりの優勝を達成。来季もポステコグルー監督の続投が決定しているものの、クラモフスキー氏はクラブを離れることとなった。
その理由についてクラモフスキー監督は、横浜FMの公式HPで以下のようにコメントしている。
「このタイミングでクラブから去る決断をするのは簡単ではありませんでした。なぜなら、このままボスと一緒にマリノスにいれば、さらなるトロフィーを共に得ることができる確信があったからです。しかし、私は一番の目標である監督としてのキャリアをスタートするためにクラブを去る決断をしました」
またポステコグルー監督への感謝の言葉も示している。
「選手達は日々のトレーニングを全力で取り組み、私に刺激を与え続けてくれました。彼らのおかげで、私自身もコーチとして成長することができました。本当に感謝しています。ボスとは2004年から共に歩んできて、私をここまで成長させてくれました。彼への感謝の気持ちは言葉では言い表すことができません。ファン・サポーターの皆様、 気持ちのこもった応援でいつもチームをサポートして頂き、本当にありがとうございました！そして2年間、ありがとうございました!! Champions 2019!!!」
一方で今季監督に途中就任した篠田監督は再びコーチとしてチームに残留。来季はクラモフスキー監督を支える存在として清水に従事することが決まっている。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
