ボルシア・ドルトムントに所属するMFアンドレ・シュールレは、今冬にクラブを離れることになるかもしれない。ドイツ紙『ルールナハリヒテン』『ビルト』など複数メディアが伝えている。
2016年夏にヴォルフスブルクからドルトムントに加入したシュールレだが、ドルトムントでは未だに定位置を確保できていない。2年目にあたる今シーズンは、負傷もあり、公式戦8試合出場(出場時間339分)にとどまっている。
しかし、シュールレは来年のワールドカップに向けて、クラブでのコンスタントな出場機会が必要だと考えている様子だ。インゴ・ハスペル代理人も先週、「一定の出場時間が与えられないのなら、将来のことやより多くの出場時間が与えられる場所について考えなくてはならない」と移籍の可能性を示唆していた。
そして新たな報道によると、シュールレの新天地となるかもしれないのは、日本代表FWの浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトだという。先日、ドイツ代表FWのマリオ・ゴメスを獲得した同クラブだが、今度はウィングを本職とするシュールレをレンタルで加えるプランを検討しているようだ。
なお『ルールナハリヒテン』では、シュールレがバケーションで南アフリカに向かう前にシュトゥットガルトの空港に姿を現したことが報じられている。もしこの移籍が実現すれば、シュトゥットガルトで主にサイドで起用される浅野にとって、強力なライバルとなるに違いない。




