権田修一、欧州の現状を知るからこそ「親として息子を学校に行かせる決断はできない」

ポルトガル1部のポルティモネンセに所属する日本代表GK権田修一が5日、インスタグラム（@shuichi33g）を更新。4月から各地で予定されている学校再開について、持論を述べた。

世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスは、日本でも感染者が急増。東京都では2日連続で感染者数が100人を超える事態に。しかし、6日からは各地で学校を再開する方針となっており、再開時期の先延ばしを求める声が集まっている。

サッカー界からも、日本代表DF長友佑都（ガラタサライ）がツイッター（@YutoNagatomo5）が、「こんな状況で明日から学校再開って。どうかしてるよ。。」と苦言を呈し、「学校再開したら爆発感染間違いないよ！行動範囲の広い若者たちが一気に感染を広げる。今大事なのは勉強ではなく命だよ！勉強の遅れは取り戻せるけど、命は取り戻せない！」と警鐘を鳴らしていた。

この長友のツイートに権田も反応。自身のツイッター（@gonchan20）で、「佑都くん、うちの子も明日から小学1年生で入学式がありますが休ませます。義務教育なのはわかります。ただ、欧州の現状を目の当たりにしたら行かせる事はできません」と、賛同していた。

権田はさらにインスタグラムでも学校再開について言及。「息子は明日から日本の小学校に入学します。ただ明日の入学式は欠席させます」と明言したうえで、「欧州の現状を知っている僕は親として息子を学校に行かせる決断はできません。ただ6歳の息子が感染してしまい、家族から離れて病院に2週間隔離される可能性が0ではないと思ったら僕は行かせる事ができません」と経緯を説明した。

そのうえで「明日の入学式の為に学校の先生方は自分や家族が感染するリスクを承知で息子達の為に入学式の準備をしてくれていると思います。その先生方には感謝と申し訳なさでいっぱいです」と、学校再開に携わる人々へ感謝の言葉を綴った。

小学校入学は生涯に1度の行事がゆえに、本人は「この行動には賛否両論あると思います」と複雑な心境を記したが、最後は「息子に一言。入学おめでとう！」と祝福の言葉を寄せている。

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