北海道コンサドーレ札幌は27日、日本大学のMF金子拓郎と仮契約を結び、2020年からの加入が内定したことを発表した。
金子は1997年生まれ20歳。前橋育英高では14年に全国高校サッカー選手権大会で準優勝を経験。翌年には優秀選手にも輝いた。卒業後は日本大に進学。クラブは「昨年8月に日大サッカー部が北海道合宿(釧路市阿寒町)を行い、その合宿後に札幌でコンサドーレのトップチームと練習試合を実施しました。そのまま金子選手はトップチーム練習参加となり、今月の熊本キャンプでも練習参加し、加入内定となり本日仮契約を結びました」と獲得の経緯について説明した。
さらに同選手のプレーにおける特徴について「独特のボールタッチ、ドリブルで時間を作ることができる。パスセンスもあり、多彩なキックでチャンスメークできる。利き足は左」と紹介している。
加入内定にあたり金子は「今回、内定が決まったということで、自分に関わってくださった全ての皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。また今回の内定は釧路の合宿がなかったら実現しなかったと思っていますので、合宿をするにあたって携わってくださった釧路の皆さまに感謝しております。内定が決まりましたが、1年目から活躍するためには、この来年までの期間がとても大事になってくると思いますので、この期間を大事に、意識を高く、これからも頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。
そして、新加入会見に出席したクラブの三上大勝ゼネラルマネージャー(GM)は、同選手が秘める可能性について以下のように語っている。
「昨年、そして熊本キャンプでの練習参加をする中で、オンザピッチ、オフザピッチのふるまいは、我々が求めている世界で戦える選手の可能性を秘めているのではないか、と感じていました。現場、フロント含めクラブで一体となって金子選手の可能性を評価させていただき、この度、正式に卒業後の進路としてコンサドーレへの加入をお願いし、本日無事に仮契約を結ぶこととなりました。日本大学のご厚意、サッカー部のご厚意で今日を迎えられたことに感謝しております。今後、責任をもって金子選手を世界で戦えるような選手の一人として育成していきたいと思っています」
そして、会見に同席した日本大の川津博一監督は、「大学サッカー界ではまだまだ無名の選手にこのような評価をいただき、三上GMを始め、コンサドーレ関係者の皆さまに感謝申し上げます」と述べつつ、「金子を取り巻く環境は大きく変わってくると思います。サッカーを通して社会に出ても通用する人間を目指す、というチームコンセプトのもと、今まで以上の努力と強い強度のトレーニング、そして謙虚な気持ちを持ち続け、今まで巣立っていったOBたち同様、プロの世界で長生きできる選手を目指して欲しいと思います」と、教え子の飛躍に期待を寄せた。
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