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札幌が小野伸二のメッセージ動画を公開…海外を目指す若手へ金言「言葉が喋れないとか関係ない」

 北海道コンサドーレ札幌は10日、公式Youtubeチャンネルで『小野伸二に聞きたい44のこと』を公開。今夏にFC琉球への完全移籍が決定した小野が、北海道やチームのこと、そしてサポーターについて語っている。

 札幌は10日に札幌ドームで行われた明治安田生命J1リーグ第22節の浦和レッズ戦を1-1で引き分けた。この一戦で小野はベンチ入りしたものの、出場はせず。5年過ごした札幌でのラストマッチを終えた。

 試合後、札幌は公式Youtubeチャンネルに『#小野伸二に聞きたい44のこと』と題した動画を公開。クラブ公式ツイッターの告知では「寂しい気持ちをこらえ、SNSで皆さんから募集した質問に小野選手に答えてもらいました」と記しており、背番号にちなんで小野が44の質問に答えた。

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 北海道で好きな場所は「クラブハウス、白い恋人パーク、トレーニング場ですね」と小野。美味なグルメが揃う北海道のなかでも気に入った食べ物は「スープカレー」と答えた。そのほかプライベートの質問では、休みの日は「ゴルフをしていた」、密かな楽しみは「酸素カプセルで寝ること」など、5年過ごした北海道の地を満喫していたようだ。

 チームの話になると、コンサドーレで印象に残っている試合の話題に。小野は「僕のなかではセレッソ戦のイナ」と話し、2016年のJ2第9節のセレッソ大阪戦で稲本潤一(現・SC相模原)が82分に決めた一撃が「印象に残っている」と話す。

 コンサドーレで特に仲の良かった選手は「やっぱり(河合)竜二さん。あの人と一緒にいるといろんなこと学べましたし、楽しかった」と答えた。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督については「素晴らしいの一言」と絶賛し、「この人の人間観はすごい尊敬できる」と理由を述べた。

 サッカーは「人生そのもの」と話す小野が、今までで一番手強かった選手についての話題となると、「手強いというより、敵わなかったのは(ジネディーヌ)ジダン」と、現在はレアル・マドリーの指揮官を務めるフランスのレジェンドの名を挙げた。

 これまでオランダやドイツといった海外でのプレー経験が豊富な小野。Jリーグから海外へ挑戦する選手は、近年増加傾向にある。小野は「自分からなんでも飛び込んでいく。言葉が喋れないとか関係なく、自分から行くっていうことが大事。そういう姿勢を見せてほしい」と、挑戦する若手にアドバイスを送った。

 そして、最後は札幌の選手、サポーターへメッセージを発信。まずチームへは「J2からJ1に上がって乗っているなという気持ちはあると思うんだけど、まだまだ上があると思うし、ここで気持ちを途切らせずもっともっと上を目指して欲しい。あとはサッカー選手としてではなく、人間として人に好かれる選手になってほしい」と、今後のさらなる飛躍に期待を込めていた。

 また、サポーターには「いつでもどこでもどんなときでも、アウェイにもかかわらずたくさんの人が来てくれていて心強かったです。本当にサポーターの応援は、僕のなかで心に残りましたし、いつも声が枯れるまで勝っても負けても応援してくれたのはすごく嬉しかった。これから残る選手、また新しく来る選手、これからも未来のコンサドーレを応援してほしい」と感謝の言葉を述べていた。

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