本田圭佑が残した印象は決して良くないようだ。オランダメディア『FCupdate』はフィテッセに在籍した期間が約6週間にとどまった同選手を「2019年最大の期待外れ」と形容している。
昨年5月にメルボルン・ヴィクトリーから退団し、無所属が続いていた本田は、11月上旬にCSKAモスクワ時代の恩師レオニード・スルツキ監督が当時指揮を執っていたフィテッセに加入。しかし、成績不振の深刻化からロシア人指揮官は11月下旬に辞任の意思を表明すると、本田は先月23日に自身のSNSでフィテッセと契約解除に至ったことを発表した。
フィテッセの2019年を総括した『FCupdate』ではそんな本田について、「彼はツイッターでマンチェスター・ユナイテッドやミランにオファーを送っていたものの、11月にフィテッセと契約を結んだ。大きなニュースとなった日本人のベテランの加入だが、完全なる失敗に終わった」と強調。以下のようにも記されている。
「たったの1カ月半でアルンヘムを去った。ホンダはフィテッセのために270分間しかプレーしておらず、ポジティブな要素をもたらすことができなかった。彼はおそらくフィテッセに限らず、エールディビジ全体にとって2019年最大の期待外れとなったはずだ」
かつて約2年間過ごしたVVVフェンロでの活躍でオランダでスター選手の地位に上り詰めていた本田。エールディビジ復帰への期待も大きかっただけに、現地での批判の声がより一層強まることになったのかもしれない。
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