リヴァプールのベルギー代表FWディヴォック・オリギがチームへの忠誠を誓っている。
18－19シーズン、冬の移籍市場でウォルヴァーハンプトンからのオファーがあったものの、オリギは首を縦に振らずリヴァプール残留を決意。その後チャンピオンズリーグ（CL）の準決勝バルセロナ戦、決勝トッテナム戦など、重要な局面でゴールを決め、突出した勝負強さを披露し欧州制覇の立役者となった。
オリギはプレシーズンマッチに向けてアメリカで調整を続けており、今年1月リヴァプール残留を決めた理由について「あれは直感だったとしか言いようがない」と記者団の前で語っている。
「ベンチに座っている時間が長かったかもしれないけど、チームのために何か力になりたいとは常に思っていた。いつかチャンスが来るはずだと信じて、トレーニングもしっかりこなしていたんだ」
「僕らリヴァプールは何か大きなことをやってのけるはず、とも感じていた。だからフットボールに集中することができたんだ。他のチームに行くことも選択肢としてあったけど、リヴァプールで続けることを決めた。それが僕の選んだ道だったし、後悔は全くしていない。それが実を結んだことはご存知のとおりだよ」
オリギは7月10日にリヴァプールと契約を更新したばかり。その理由については「1年あったら、何が起こるかわからない。マドリードでの試合（CL決勝）は、僕にとって間違いなく大きな経験だった。ビッグイヤーを掲げるという少年時代からの夢を実現したことで、キャリアに大きな変化があったことは間違いない。自分のコンディション調整を常に意識し、出番があったら結果を出す。そのためにポジティブな気持ちを維持することが大切だと思っている。リヴァプールでは、出番に恵まれなかったり、つらいことだってあるかもしれない。それでも最善を尽くすため、準備を続けることが僕にできることだ」と語っている。
昨シーズンはリーグ戦12試合3ゴール。CLのコンペティションを合わせると20試合6ゴールながら、大一番では重要な局面でネットを揺らしたオリギ。スタメンの立ち位置でなくとも、全力を尽くすことの重要性を説いている。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
