セルビア1部のパルチザン・ベオグラードに所属する日本代表FW浅野拓磨が7日、自身のオフィシャル『LINE BLOG』を更新。日本の新型コロナウイルスに対する危機感の薄さに警鐘を鳴らした。
3月下旬から日本でも感染が増加している新型コロナウイルス。特に首都の東京では4日から5日にかけて感染者数が100人を超えるなど、予断を許さない状況となっている。ついに日本でも緊急事態宣言が発令されることが決まったが、浅野は自国の新型コロナに対する危機意識は低いままであると考えているようだ。
「日本でもやっと緊急事態宣言ってやつが出たんですね。でもまだ出てないところや未だに人が集まるイベントごと、場所が多すぎますよね。特に地方や感染者がそれほど出ていない所での意識や環境が良くない」
「日本にいる人は今の日本の環境が当たり前。日本の中でも感染者が少ないところでは『人ごと』って思ってるのが当たり前。だから自粛しろって言われても環境に従うしかないし、良くないと思ってても外に出る」と綴り、「いつも家族には言ってますが本当に危機感を持ってほしい。外国から見たらこれは異常です」と警鐘を鳴らした。
浅野が身を置くセルビアでは「感染者が数人の時から練習がなくなってサッカーができない状況」であると明かし、「徐々にお店もやらなくなり外出の規制もかかっている」という。
「そういう環境でも今では感染者が1000人以上まで増えました。その環境にいるとそれが当たり前だからこそ日本がどれだけ良くない環境なのかがわかる」とし、「でもそれは日本にいて色々行動してる人達が悪いんじゃなくてそうできる環境が悪い。つまりこういう時こそ国の力が大事」であると力説した。
そのうえで「そういう世界が俺にはわからないからそう簡単にはできないんだろうけど。感染する人が悪いんじゃない」と持論を述べ、「そういう環境のせいにして外に出歩くのは間違ってる。結局それが『人ごと』になってる証拠。感染させないために1人1人がやれることは沢山あります」と不要不急の外出自粛を促している。
「今は本当に映画みたいな世界になっててなかなか現実味を感じられないかもしれないけど今こそよく歌の歌詞とかにある『全員が主人公』となって行動に移しましょう。どんだけ気をつけてても感染することはあるやろうし、こう言っている俺も人ごとではない」
だからこそ「こうやって発信してます」と綴る浅野。「1人1人の意識で少しでも良い環境にしていきましょう」と感染拡大防止を呼びかけている。
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