新潟MF小川佳純が現役引退…関西1部FC TIAMO枚方の指揮官に就任！

アルビレックス新潟は17日、MF小川佳純（35）の2019シーズン限りでの現役引退を発表した。なお、今後はFC TIAMO枚方（関西サッカーリーグ1部）の指揮官に就任することが決定している。

市立船橋高校出身の小川は明治大学に進学し、卒業後の2007年に名古屋グランパスに加入。すると、翌2008年にはJ1リーグ33試合11ゴールで新人王に輝いた。

その後、2009年から2016年にかけては10番を背負って名古屋で主力として活躍したが、2017年にサガン鳥栖に完全移籍。しかし、半年間で新潟に移っている。2019シーズンは明治安田生命J2リーグ5試合に出場した。通算では、J1リーグ301試合37ゴール、J2リーグ26試合2ゴール、リーグカップ45試合6ゴール、天皇杯28試合5ゴールを記録している。

13年間のキャリアに幕を下ろす決断をした小川は、クラブ公式サイトを通じて「皆さんに報告があります。昨シーズンをもって現役生活に終止符を打つことを決めました。アルビレックス新潟を離れることが決まってから今まで、自分自身と向き合い、いろいろと考えた末に、この結論に至りました。名古屋グランパスで10年、サガン鳥栖で半年、アルビレックス新潟で2年半と、たくさんの方に支えていただきながら、走り続けた13年間の現役生活は、幸せな時間でしかありませんでした」と報告した。

続けて、以下のようにコメントしている。

「この13年間で得られた、僕にとっての最大の財産は、『人』です。どんなときも応援し続けてくれたファン・サポーター、スポンサー各社様、指導してくれた監督・コーチングスタッフ、常にサポートしてくれたメディカルやクラブスタッフ、一緒に戦ってきたチームメイト、この出会えた全ての人々が僕の財産です。できれば、皆さんひとり一人に直接、感謝の気持ちを伝えたいのですが、この場を借りて伝えさせていただきます。本当にありがとうございました！！」

また、枚方の指揮官に就任することについても「自分が積み重ねてきた経験や持っている知識を注ぎ込み、また、たくさんの方にご指導、サポートをしていただきながら、思い切ってチャレンジしていきます！」と意気込みを伝えた。

そして最後に「また、どこかでお会いしましょう！長くなりましたが、最後にもう一度言わせて下さい。本当にありがとうございました！！！」と改めて感謝を伝えて別れのメッセージとしている。

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