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新戦力11人がピッチに立った3月シリーズ。森保ジャパンの主軸を脅かす存在は現れたのか?

1勝1敗で3月シリーズを終えた日本代表。アジアカップよりメンバーを大幅に入れ替え、コロンビア代表(0-1●/日産)、ボリビア代表(1-0◯/ノエスタ)の2試合で森保体制下において11人の新戦力がピッチに立った。果たして主軸を脅かす存在は現れたのか?今回は出場した新戦力をポジション別に評価していく。【文=原山裕平】

■センターバック

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主軸
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)招集外
冨安健洋(シント=トロイデン/ベルギー)90分出場/1試合

新戦力
昌子源(トゥールーズ/フランス)90分出場/1試合
畠中槙之輔(横浜F・マリノス)90分出場/1試合

ロシアW杯以来の代表復帰となった昌子は、森保体制下での初陣となったコロンビア戦でもすんなりチームにフィットしているように見えた。冨安との連係は悪くなく、危機察知能力の高さも発揮。コロンビアのラダメル・ファルカオにシュートを打たせなかった対応は、経験値の高さを感じさせた。一方で終盤にミスが目立ち、スピードで振り切られる場面が散見するなど、安定感は示せなかった。それでも全体的に見れば及第点を付けられるだろう。今後は、急激な進化を続け、もはや貫禄さえ漂ってきた冨安ではなく、所属クラブで出番の少ない吉田とポジションを争うのではないか。

ボリビア戦で代表デビューを飾った畠中は、持ち前のビルドアップ能力を発揮し、攻撃面での可能性を示した。鎌田の決定機の起点となった縦パスを供給するなど、期待された役割を果たした。ただし、守備面では相手に攻め込まれる場面がほとんどなく、判断材料に乏しい。他のCBの候補者を上回るインパクトを放てたかと言えば、首を縦に振ることは難しい。

■サイドバック

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主軸
長友佑都(ガラタサライ/トルコ)招集外
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)招集外

新戦力
安西幸輝(鹿島アントラーズ)74分出場/2試合
西大伍(ヴィッセル神戸)90分出場/1試合

SBの新戦力は、ともにボリビア戦で長く試された。コロンビア戦で途中出場し、代表デビューを果たした安西は、ボリビア戦で先発。左サイドで臆することなく積極的な姿勢を貫いた。前半は乾との距離感が悪く、パスを引き出すことが少なかったが、後半に修正し、左サイドを崩す場面が増加した。守備面で力を発揮する佐々木とは異なる能力を示し、森保監督に好印象を与えたはずだ。

一方で西は、ベテランらしい冷静な対応と的確なポジショニングで、右サイドに落ち着きをもたらしていた。ビルドアップの安定感も備わるが、宇佐美との連係に乏しく、攻撃面での効果的な仕事は少なかった。スピード溢れる攻め上がりでサイドを活性化する室屋を上回るアピールはできなかった。

■ボランチ

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主軸
柴崎岳(ヘタフェ/スペイン)112分出場/2試合
遠藤航(シント=トロイデン/ベルギー)招集外

新戦力
山口蛍(ヴィッセル神戸)71分/1試合
小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)87分/2試合
橋本拳人(FC東京)90分/1試合

2試合に出場した小林だったが、より好印象を与えたのはコロンビア戦。1点ビハインドの状況で送り込まれると、ダイレクトのパスワークでリズムを刻み、終盤の反攻を導いた。プレースキックの質も高く、柴崎のバックアップ候補に浮上。ただし、ボリビア戦での出来は今ひとつで、継続性は示せなかった。

ロシアW杯以来の代表復帰となった山口は、コロンビア戦で持ち前の守備力を発揮。ハメス・ロドリゲスにもしっかりと対応し、大きな破綻はなかった。惜しむらくはもう一つの特徴である縦パスを供給できなかったこと。常に縦を狙い続ける遠藤と比較すると、積極性を欠いた感は否めない。

初招集となった橋本は、ボリビア戦にフル出場。とりわけ目についたのはボール奪取能力で、攻守の切り替えのタイミングをことごとくつぶし、ボリビアにカウンターを発動させなかった。同タイプの守田、山口らとともに、遠藤のバックアップのポジションを、争っていく可能性はある。

■2列目・攻撃的MF

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主軸
中島翔哉(アル・ドゥハイル/カタール)119分/2試合
南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)101分/2試合
堂安律(フローニンゲン/オランダ)100分/2試合

新戦力
香川真司(ベシクタシュ/トルコ)93分/2試合
宇佐美貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)61分/1試合

3月シリーズで最も注目を集めたのは、香川の代表復帰だろう。ロシアW杯以来、約9カ月ぶりに選出された香川は、森保体制では初招集に。慣れ親しんだ背番号10を付け、復権を目指した。途中出場となったコロンビア戦では、限られた時間だったとはいえ、“らしい”プレーを見せた。アタッキングサードでボールを引き出す一方で、出し手としても質の高いパスを供給するなど、追いかける展開のなかで日本の攻勢をリードした。

キャプテンマークを巻いたボリビア戦では、スペースがなく、ボールを受けてもつぶされる場面が目立った。キレを欠いた印象で、エリア内で違いを生み出すことができず。交代選手が勢いをもたらしたことを踏まえると、序列を覆すことができなかったと考えるのが、妥当だろう。

ボリビア戦に右MFとしてスタメン出場した宇佐美は、ノーインパクトの出来だった。ドリブルにはかつてのキレやスピードが失われていた。守備では奮闘していたものの、期待値が高かった分、失望も大きかった。

■センターFW

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主軸
大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)招集外

新戦力
鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)72分/2試合
鎌田大地(シント=トロイデン/ベルギー)94分/2試合

“ポスト大迫探し"も、この2連戦のテーマだった。その候補者の一人となった鈴木は、コロンビア戦のスタメンに抜擢。カウンターに絡む機会もあったが、スペースを突いても後方からパスが出てこない場面が多く、周囲との連携に課題を残した。ポストワークも今ひとつで、前半に中島翔哉のクロスに頭で合わせた決定機を逃したこともマイナスの印象を与えた。リベンジを期して臨んだボリビア戦も、出場時間が短く、インパクトは残せず。消化不良のままこの連戦を終えている。

鎌田はボリビア戦で1トップとして出場するも、慣れないポジションで輝きを放てなかった。本来はトップ下の選手であり、前を向いてこそ力を発揮するタイプ。乾のパスに反応し、決定機を迎えるなど可能性を感じさせる場面もあったが、このポジションが適正ではないことは明らかだった。

文=原山裕平

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