今季からアトレティコ・マドリーのキャプテンマークを巻くスペイン代表MFコケが、キャプテンを務める意気込みや現チームの状況などを語っている。
第1キャプテンだったDFディエゴ・ゴディン、第2キャプテンだったDFフアンフラン・トーレスが昨季限りでアトレティコを退団し、今季からチームの第1キャプテンを務めるのは、同クラブの下部組織出身コケとなる。幼少の頃からアトレティコへの愛を貫き、絶滅危惧種ワン・クラブ・マンになる可能性すらもささやかれている背番号6は、スペイン『エル・パイス』とのインタビューで、自身とチームの現状について大いに語った。
コケはまず、自身のキャプテンとしての在り方について説明する。本来の自分のままでチームをまとめていく考えではあるが、やはりこれまで以上の責任感も覚えているようだ。
「自分のパーソナリティーを変える必要はないし、いつも通り謙虚であればいいと思う。ときには声を上げなくてはいけない? そうだね。それも役割の一つだ。ピッチの中だけでなく、ピッチ外でもそうだろう。もしそうしなければならないならば、そうするよ」
「胸ぐらをつかまないといけないときもあるって? すべてがうまく行って、そんなことをしなくて済むなら、それに越したことはない。でも、確かにそれもフットボールの一部だ。緊張が走る瞬間は常々存在している。もし、しなければならないならば、やってやるよ」
コケはまた、アトレティコの今季のシステムについても言及。ディエゴ・シメオネ監督はこのプレシーズンで普段の4−4−2のほか、4−3−3も試している。
「監督はもっと攻撃的になるために4−3−3を使おうと試みている。もう少しボールを持って、もう少しだけ前の方を見ようとしているんだ」
「4−3−3も何回か使ったことのあるシステムだけど、このプレシーズンほど力を入れて練習したことはなかった。2週間を4−3−3のために費やして、残り1週間で4−4−2を使ったという具合だ。すべては立ち向かう試合次第だけど、選手たちの個性を考えれば4−3−3でもプレーできる。僕たちには多様な選択肢があり、ある日には監督に半笑いでこうも言ったんだ。自分がピルロのように、アンカーとしてプレーできるってね」
しかし、コケはあのイタリアの偉大なるレジスタとは異なり、とにかく走り抜く汗かきのファンタジスタだ。
「そうだね(笑)。たくさんの人からそう言われるけど、でもそれが僕のプレースタイルで、ほかのプレーの仕方なんて知らない。僕にとっては立ち止まっている方が窮屈で、ボールを求めたりサポートをしたり、後に良質な攻撃を実現するための最善の守備位置を探したりすることが必要なんだよ。あと10年は、今みたく走り回っていたい」
「これだけ懸命に走っていれば、ボールを持ったときに冷静さを欠くこともあるかもしれない。だけど、それが僕のスタイルで、チームメートのために走らずプレーする方法なんて知らないんだ。僕がそうしなければチームは苦しむことになる。これからも同じようにプレーしていくよ。そうできなくなる日が訪れるとしたら、気持ち悪さを感じるだろう」
今季のアトレティコが迎えた大きな変化の一つは、中盤で攻守を支えたMFロドリゴがマンチェスター・シティへと移籍し、代わりレアル・マドリーからMFマルコス・ジョレンテを獲得したことだ。コケは両選手の違いについて説明する。
「マルコスは守備時によりポジショナルなプレーを見せ、ボールを奪う際もよりアグレッシブだ。反対にロドリゴはもっとボールに触れることを好み、もっとゆったりしていて、面と向かってパスを出すね。対して、ジョレンテのパスはよりダイレクトだ」
「ロドリゴは、ここではさらならる成長が見込めないと考えて、ああした決断を下した。彼の才能はボールを持ったプレーにあると思うが、ここではシティにはない守備的なコンセプトを学べたはずだった。ロドリゴは誰よりもボールを奪っていた? 確かにそうだけど、すべては時間が明らかにすることだろう」
自陣に後退するときに見せる4−4−2のソリッドな守備は、シメオネ監督率いるチームの際たる特徴とも称せるが、その守備を支えてきた多くの選手たちがいなくなった。しかしコケは、今後も同じようなプレーを見せられることを強調する。
「同じプレーの構造を手にすることは可能だ。シメオネがやって来たときにもそんな構造なんてなかったし、そこから彼が組み立てたものなんだから。いつだって前からプレッシングを仕掛けられるわけではないし、ときには後退して、コスタやモラタ、ジョアン・フェリックスらとともに前へ出ていかなくてはならない」
アトレティコの新たなスター候補であるMFジョアン・フェリックスについては、次のように語った。
「強いパーソナリティーの持ち主だ。たった19歳で、あれだけの額を支払われるという重圧を背負うのは簡単ではない。もし重圧を感じているならば、取り払ってやらないといけないね。ただ、彼は楽しむためにフットボールをプレーしているから、そこまでもないとも思っている」
「彼のクオリティーは半端なものではないが、僕が何よりも好んでいるのはその抜け目のなさとドリブル突破なんだ……。彼はボールを持つことを望み、ボールを求めることに臆することもない。いずれにしても、時間を与えないとね。2試合で良いプレーを見せられなかったとしても、殺されるようなことがあってはいけないんだ」
最後に、J・フェリックスの前に背番号7を付けていた前エース、現バルセロナFWアントワーヌ・グリーズマンについて問われると、こう返している。
「フットボール的に尽力してくれた。好き嫌いはあるかもしれないが、あれが彼の決断であり、尊重しなくてはならない」
「ここにいたい人間は、100%そうでなくてはいけない。グリーズマンは去ったが、その代わりにジョアンやエクトル・エレーラら、大きな期待を抱いている選手たちがこのチームに加わった。この時期に僕たちが必要としてるものは、それなんだよ」
「ここにいたくないと思っている人間は必要ない。仕事に取り組んでいるとき、抱いている期待は感じられるものなんだから」
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です



