ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリに所属するFW宮市亮は新ポジションに馴染んでいるようだ。地元紙『ハンブルガー・アーベントブラット』が伝えた。
今シーズンここまでの公式戦4試合すべてにフル出場している宮市。11日に行われたDFBポカール1回戦、PK戦の末に制したリューベック戦の終盤に初めて右サイドバックに配置されると、18日の2部第3節では同ポジションでスタートした。そして、『アーベントブラット』曰く、今後もそこでの起用が続く可能性が高いようだ。
22日の紅白戦でも右サイドバックで出場した宮市のあるプレーにチームメイトたちからの拍手が沸き起こったという。相手のロングボールに対応した同選手だが、素早いリアクションを見せて即座にカウンター攻撃の起点となると、自ら右サイドを駆け上がって攻撃に参加した場面に同僚も思わず反応したのだ。
同紙が紹介したコメントによると、宮市は「自分のスピードを活かすために、(ヨス・ルフカイ)監督にこのポジションに置かれました」と言及。「サイドバックとしては自分の前のスペースが広いので、スピードをうまく利用できます。チームに良い効果をもたらせれば、と思います」と続けた。
宮市はまた「僕はポジションは関係なくどの試合でもすべてを尽くします」とも誓い、ウィングでのプレーにこだわらない様子。なお、『アーベントブラット』では現地時間26日に行われる第4節ホルシュタイン・キール戦でも右サイドバックでの出場が予想されている。
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