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“新ピルロ”サンドロ・トナーリ、セリエB選手ながらイタリア最高のティーンエイジャーに

レジスタの系譜を継ぐ男、サンドロ・トナーリは、2019年の『NxGn(ネクストジェネレーション)』で7位にランクインした。

『NxGn』とは、2000年1月1日以降に生まれた選手を対象に、50人の若手ベストプレーヤーを発表する個人賞。『Goal』の42エディションの編集部がファーストチームでの実績、可能性、総合的な能力の観点から、19歳以下の最も優れた若手選手を投票で選び、20日にトップ50が発表された。

セリエAでの出場機会は依然としてないものの、イタリア人選手として最高位となる7位に入ったトナーリは、今シーズンここまでセリエBで26試合に出場して2ゴール3アシストを記録するなどブレシアでその才能の片鱗を見せている。18歳の司令塔は“新アンドレア・ピルロ”との呼び声が高く、将来を期待される逸材の1人だ。

昨シーズンからブレシアでスタメンの座を手にするトナーリは、2018年に行われたU19欧州選手権でイタリアの準優勝に大きく貢献。18歳の司令塔の活躍を受け、アッズーリ(イタリアA代表)のロベルト・マンチーニ監督は昨年11月に同選手を初めて招集する。

代表初キャップを飾ることはできなかったものの、その後もブレシアでコンスタントにプレーするトナーリは、今年の『NxGn』で中盤の選手として最高位のマンチェスター・シティに所属するフィル・フォーデンに次ぐ2番手の座を射止めた。下部リーグながらセンセーショナルな活躍を続ける同選手に対して、今ではセリエAのビッグクラブから大きな注目を集め、今後の争奪戦が予想されている。

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また、イタリアからはその他2選手が『NxGn』のトップ50にランクイン。ユヴェントスに所属し、昨年11月に代表デビューを飾ったモイゼ・ケーン(9位)とモナコのピエトロ・ペッレグリ(24位)は、トナーリとともに将来のアッズーリを牽引する存在として期待されている。

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