ジョゼ・モウリーニョ氏は、パリ・サンジェルマン戦で大逆転を演じたマンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督に賛辞を送った。
2016年夏からマンチェスター・Uを率いたモウリーニョ氏だが、成績不振を理由に昨年12月に解任。後任として就任したスールシャール監督の下、チームは立て直しに成功する。プレミアリーグではトップ4に浮上し、6日に敵地で行われたチャンピオンズリーグのPSG戦では、初戦のビハインド、大多数の主力の不在といった逆境を乗り越え、アウェイゴールの差でベスト8進出を決めた。
就任以降、ここまで全公式戦17試合で指揮を執り、14勝2分け1敗と好成績を残すスールシャール監督に対して、元マンチェスター・U指揮官のモウリーニョ氏は『RT』でPSG戦の結果を称えた。「マンチェスター・ユナイテッドは驚くべき結果を手にした。悪い結果の責任が監督にあるのなら、良い時の責任も監督にあるべきだ」
「だから、信じられないような結果はマンチェスター・ユナイテッドのスールシャールの功績だ。彼らは自信を持ち、良い精神状態でこの試合を迎えることができていた。彼にとって本当に特別な日になったと思う」
この試合、マンチェスター・UはPSGにポゼッションを許すも、随所で相手のミスに付け込むことに成功した。この古巣の戦いを受け、モウリーニョ氏はチームが効率よくプレーでき、ベスト8進出に十分な戦いができていたと語った。
「マンチェスター・ユナイテッドは95分間で4本のシュートを打ち、3ゴールを挙げた。PSGは70%程度もボールを支配し、10本以上もシュートを放ったが、1点しか取れなかった。これこそフットボールの実戦的な戦い方だ。フットボールに“もし”などはなく、結果が全てだ。マンチェスター・ユナイテッドは3点を奪い、勝ち上がるに相応しかった」
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