「忘れることができない」南野の心を動かした“世界屈指のモチベーター”クロップの言葉

リヴァプールのFW南野拓実が『スカイスポーツ』の独占インタビューに応じ、ユルゲン・クロップ監督との逸話を明かしている。

南野は今冬の移籍市場で、ザルツブルクから725万ポンド（約10億円）の移籍金でリヴァプールに加入。5日のFAカップエヴァートン戦でデビューを飾ると、23日のウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦でプレミアリーグ初出場するなど、ここまで公式戦4試合に出場している。

リヴァプールでの適応について「まずはチームの戦術に合わせること。それから強みをアピールしたい」と語った南野。ここまでは中央やサイドなど、様々なポジションでプレーする南野は、どのポジションでも問題はないことを強調する。

「対戦相手によって異なりますし、『このポジションでプレーしたい』と言うのは難しいです。どのポジションでもうまくプレーしたいと思っています。特定のポジションがどうとは言えないですが、うまくはまるポジションを探しているところです」

また、クロップとの出会いは印象的だったとし、「彼の言葉は忘れることはできない」と語る。

「クラブに加わってから2、3日後、彼は『君がやりたいようにプレーすればいいし、ただ楽しんでくれ』と言ってくれました。選手としてそう言ってもらえるのは本当に幸せですよね。ロッカーで彼は選手たちにモチベーションを与えるのが上手ですし、僕も練習や試合で応えたいと思っています」

ここまでゴールやアシストといった明確な結果を残せていない南野だが、すでにクロップ監督には忠誠を誓っているようだ。