サンフレッチェ広島は27日、徳島ヴォルティスからDF馬渡和彰が完全移籍で加入すると発表した。
現在26歳の馬渡は2014年に東洋大からガイナーレ鳥取へ加入。J3で2シーズンを過ごした後、2016年にツエーゲン金沢へ移籍。今季から徳島に加入していた。4月に行われたJ2第10節のジェフユナイテッド千葉戦では、ボールパーソンに対する非紳士的行為により退場処分を受けて話題となったが、出場停止明け以降も主力としてチームに貢献。今季はJ2リーグ戦39試合4得点を記録した。
移籍に際して馬渡は徳島を通じて以下のようにコメントした。
「サンフレッチェ広島に移籍することになりました。1年間という短い間でしたが、応援本当にありがとうございました。僕自身J3からキャリアが始まり、その中でJ1でプレーすることは一つの目標でした。今年徳島ヴォルティスはJ1昇格を目標に掲げましたが、自分の力不足でチームをJ1に昇格させる事が出来ませんでした。ですが、サンフレッチェ広島からJ1でプレーするチャンスを頂きました。徳島の監督やチームからは選手として幸せなくらい評価もしていただきましたし、今年1年間通して貫いたポジションサッカーも凄く魅力的と今でも感じています。正直J1は初挑戦ですし、どの程度自分にできるかもわかりせん。ですが、広島に加入し、選手として新しいチームで挑戦し、より素晴らしい選手に成長したいと思います。徳島は1年で離れますが、ぜひこれからも気にかけて応援していただけたら嬉しいです。短い間ですが、1年間本当にありがとうございました!」
また、移籍先の広島でもクラブを通じて以下のようにコメントした。
「徳島ヴォルティスから加入することになりました、馬渡和彰です。僕のキャリアはJ3からのスタートですが、J1をひとつの目標にしていた中で、J1でプレーするチャンスをくれたサンフレッチェ広島に大変感謝しています。J1初挑戦なので、自分がどのくらいできるか正直全くわかりませんが、自分が持てる力を最大限サンフレッチェ広島のために使いたいと思います。伝統あるクラブに加入することができ、大変光栄ですし、幸せです。たくさんの勝利を届けられるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」


