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川島永嗣、ロシア大会以来の出場も「気負いはなかった。毎日W杯に出るつもりで練習してきた」

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柴崎岳とコパ・アメリカに出場する代表選手2


日本代表は21日、コパ・アメリカ2019・グループC第2戦でウルグアイ代表と対戦し、2-2で引き分けた。この試合で先発出場したGK川島永嗣(ストラスブール)が1年ぶりの出場となった一戦を振り返った。

「自分たちがどれだけ凌げるか、耐えられるか」

18日のチリ戦後、川島はそう言ってウルグアイ戦のポイントを挙げていた。チリとの初戦は東京五輪候補のGK大迫敬介(サンフレッチェ広島)が先発入りし、川島はベンチから戦況を見つめることとなったが、ウルグアイ 戦ではスタメン入り。ロシアW杯のラウンド16・ベルギー戦以来、実に1年ぶりの出場だった。

久しぶりの出場にも「そんなに自分のなかで気負いはなかった」と川島。一方で「自分が任された意味っていうのは考えないといけないと思っていた」ようで、東京五輪世代が主体となった今回のメンバー編成で「この若いチームをどう自分が後ろからサポートしていけるか」を考えていた。それは試合に出場し、自分のプレーで伝えていくことも当然入っている。「まだまだやれたことはあると思いますし、また次に向けてそこは修正していきたい」と意気込んだ。

PKとセットプレーから2失点を許した日本だが、ルイス・スアレス(バルセロナ)とエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)の強力2トップの波状攻撃を、後ろから支える守護神として何度もストップ。度重なるピンチを救った。それはチリ戦での経験が大きかったと川島は話す。

「チリの時に0-1で負けていたときに2点目を取られたらかなり自分たち苦しくなると話をしていて、そこは耐えないといけないという意識は、この試合のなかでは強かった。守備陣が最後のところで体を張ってくれていた部分も大きい」

所属先のストラスブールでも今季、満足に出場機会は得ることはできず、出番を得たのは最終節の1試合のみだった。それでも「試合に出てなかろうが、毎日ワールドカップに出るつもりでトレーニングしてきた」という。その向上心は言葉にも表れる。

「正直、今日のロッカールームを見ても満足している選手は1人もいない。自分たちはやっぱり勝てたんじゃないかって気持ちのほうが強い」

「結果にこだわらないといけない」一方で、「こうやって若い選手がこれだけ躍動できることが一番大切」と話す川島。「これだけの経験をいま、若い選手たちができるっていうのはなかなかないこと。そういう意味で思い切った戦いができればいい」とグループリーグ最終戦も、この良い流れを継続して大会初勝利を目指すつもりでいる。

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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