日本人FW岡崎慎司が加入する噂のあるマラガは、現在クラブ存続の危機にさらされているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
2011年にカタール王族の一員であるシェイク・アブドゥラ・ビン・ナッサル・アル・タニ氏がオーナーとなり、チャンピオンズリーグでベスト8に進出するなど一時躍進を見せたマラガ。しかし、その後には同氏の怠慢な資金繰りが目立つようになり、UEFAから4シーズンの欧州カップ出場停止処分を科され 、2017-18シーズンにはリーガ・エスパニョーラ2部に降格していた。
そして現在も、マラガの経営は上向くことなく、悪化の一途をたどっているようだ。『マルカ』によると、同クラブは収支のバランスを取るために選手売却か選手年俸の削減により、200万ユーロが必要な状況に陥っている。また昨季の選手補強による移籍金の減価償却費600万ユーロが高くつき、リーガが定めるサラリーキャップ制において今季のチーム予算(移籍金の減価償却費&選手年俸)は1000-1200万ユーロが限度となるにもかかわらず、現陣容は2500万ユーロの費用がかかるという。
こうした苦しい状況でクラブ首脳陣たちは何とかやり繰りをしようとしているが、アル・タニ氏は一切聞く耳を持たずに、横暴とも言える振る舞いを見せ続けている模様。首脳陣がオンティべロスを750万ユーロでビジャレアルに売却しようとすれば解除金は1500万ユーロと言い張り売却させず、補強候補の選手と合意しても獲得を承認せず、ジョニーが契約解除条項を行使してナポリに移籍しようとしても解除すら認めないとのことだ。
スペインプロリーグ機構ラ・リーガはマラガに対して経営状態の是正を何度も要求しているようだが、首脳陣はアル・タニ氏に振り回され、ただただ困窮している様子。『マルカ』は「信じてほしい、マラガは死に瀕している」との一文で記事を締めている。果たして、混沌の極みにあるマラガに、岡崎は本当に移籍するのだろうか。
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