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7日に開幕したFIFA女子ワールドカップ2019フランス大会における注目選手10人について、『Goal』イタリア版が6日、特集を組んだ。
特集では、「アレックス・モーガンからマルタまで…女子W杯のスター10人」と題し、アメリカ代表FWやブラジル代表FWら大会で活躍が予想されるスターを選出しているが、日本代表からは、DF熊谷紗希が挙げられている。
現在、オリンピック・リヨンでプレーするなでしこDFについて、「ピッチ内外で規律正しいサキ・クマガイは、女子サッカー界の女侍だ」と指摘。「常に集中し、正確で決断力あるプレーを見せる」と称えた。また「彼女ほど偉大な勝利に飾られたトロフィーを誇る女子選手はほとんどいない」と述べ、熊谷のキャリアを紹介。2011年にドイツで開催されたW杯において、決勝で米国を下して世界を制したことを綴った。「試合を決めるPKを放ったのは、まさにクマガイだった。当時はまだ20歳だったがペナルティスポットでの冷静さは世界を驚かせた」と振り返った。
この活躍により、「世界中のトップクラブの注目を集めた」熊谷は、フランクフルトへ移籍したが、「ブンデスリーガでの2シーズンを経て、フランス移籍を決断。ヨーロッパ最高峰のトロフィーに挑戦した」と綴り、リヨンでチャンピオンズリーグ（CL）に挑んだことに触れた。「2016年5月26日、レッジョ・エミリアのマペイ・スタジアムでチャンスは訪れた。（決勝の）ウォルフスブルク戦がPK戦へ進むと、決定的なPKを決めたのはクマガイに他ならなかった」と述べた。また熊谷がその後もCLの舞台で活躍を続けたことにも言及している。
10日にアルゼンチンとの初戦に挑むなでしこジャパン。イタリアからも注目を浴びる28歳DF熊谷の活躍は期待されるところだ。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
