インテルに所属するボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWエディン・ジェコの負傷状況について、ボスニア・ヘルツェゴヴィナサッカー連盟が公式サイトを通じて発表した。
ジェコは今夏、チェルシーへ移籍したFWロメル・ルカクの代役としてインテルへ移籍すると、シモーネ・インザーギ指揮下で公式戦16試合に出場。8ゴール3アシストを記録するなど、チームに大きく貢献してきた。しかし、7日に行われたミラノダービーにおいて大腿部の違和感を訴え、76分にMFホアキン・コレアと代わって途中交代したため、ケガの状態が心配されていた。
ジェコはダービー終了後、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選へ向けてボスニア代表の合宿先へと移動。そこで負傷状況を確認するため、MRI(磁気共鳴画像)検査を受けた。ボスニアサッカー連盟は、太もも裏側の筋肉に何らかの損傷が確認されたことを公式サイトを通じて発表している。
ボスニア代表は、ホームにおいてW杯欧州予選のフィンランド戦(13日)およびウクライナ戦(16日)に臨むが、ジェコはミラノに戻らずに代表合宿先で治療を受け、改めて出場可能かどうかを見極めることになりそうだ。一方、所属先インテルでは、インターナショナルウィーク明けの21日に首位ナポリとのビッグマッチ、24日にチャンピオンズリーグのシャフタール・ドネツク戦が控えており、ジェコの早い回復が待たれる。
