ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也は1日に行われたブンデスリーガ第3節アウクスブルク戦で2ゴールを挙げて、チームを今季リーグ戦初勝利に導いている。そして、同選手は試合後、ドイツ人の取材陣に立ち向かった。
アウクスブルク戦では6分にハーフウェーラインからの独走から相手GKと1対1になり、冷静に決め切った大迫だが、2-2で迎えた67分には今度はボレーシュートで決勝弾をマーク。『ビルト』や『キッカー』、TV番組の『シュポルトシャウ』などメディアでは軒並みに週間ベスト11に選出された。
地元紙『ヴェーザークリーア』曰く、「そんな大迫にとって試合後に、最もハードな試練が待ち受けていた」とのこと。昨夏にブレーメンに加わってから、初めてドイツ人取材陣の試合後のインタビューに応じたのだ。同紙は「遠慮がちの日本人はドイツ語は上手く話せるものの、注目されるのは好まないことがすぐにも伝わってくる」としながら、その模様を伝えている。
大迫はドイツ人記者たちに対して、今夏にブレーメンを退団した元ドイツ代表FWのマックス・クルーゼとの比較について「僕は僕なので」とコメント。自身のポジションについて「僕にとって、常に中央でプレーするのは重要なことです。監督にも話したように、それがベストポジションなんです」などと語り、それらコメントはクラブの公式ウェブサイトでも伝えられている。
この調子で活躍を続ければ、同選手は今後もこのように現地メディアの対応を求められる機会が増えるかもしれない。その可能性について問われると、「僕たち日本人はこういうのは恥ずかしいので」と言い残し、照れ笑いを浮かべながらドレッシングルームへと去ったそうだ。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です





