ジュビロ磐田は12日、FW大久保嘉人（37）との契約満了に伴い、来シーズンの契約を更新しないことを発表した。
国見高校卒業後の2001年にセレッソ大阪でプロとしてのキャリアをスタートさせた大久保は、マジョルカやヴォルフスブルクといった海外クラブでもプレー。国内では、ヴィッセル神戸や川崎フロンターレ、FC東京を渡り歩き、2018年夏に磐田に移籍した。
また、日本代表として2010年南アフリカ・ワールドカップ（W杯）、2014年ブラジルW杯にも出場。特に2010年にはベスト16進出に大きく貢献していた。
さらに、川崎F時代の2013年から2015年にかけて史上初の3年連続得点王に輝いたが、磐田での今シーズンは明治安田生命J1リーグ20試合で1ゴールのみ。チームも最下位での降格を喫している。
クラブを離れることになった大久保は、「1年半という短い期間でしたが、お世話になりました。厳しい残留争いが続いたシーズン、力になれなかったことを悔しく思うと同時に、シーズン途中で監督が代わり、目指すサッカーを変えることの難しさを痛感しました。それでも最後まで一緒に戦ったチームメイト、スタッフ、サポーターには感謝しています」とコメント。
続けて「私はサッカーが大好きです。サッカーに対する情熱はまったく衰えていません。これからも頑張っていきたいと思っています。本当にありがとうございました」と現役続行への意欲を示した。
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