現地時間6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ、ラウンド16第2戦のパリ・サンジェルマンvsマンチェスター・ユナイテッドは1-3で決着。初戦を0-2で落としていたマンチェスター・Uが、2戦合計3-3に持ち込み、アウェーゴールによる大逆転でCL8強進出を決めた。
この試合でパリSGのゴールを守ったジャンルイジ・ブッフォンが、2失点目を誘発したことにより、SNSで批判の声が寄せられている。
1-1で迎えた前半30分、マーカス・ラッシュフォードがミドルを放ち、ブッフォンはポスト際でキャッチミス。そのこぼれ球に詰めたロメル・ルカクが押し込んで、マンチェスター・Uが2点目を決めた。このままなら2戦合計3-2でパリSGの勝ち上がりだったが、後半ATにラッシュフォードがPKを沈め、2戦合計3-3に。アウェーゴールでマンチェスター・Uが勝ち上がりを決めている。
敗退の一因になったブッフォンのキャッチミスについて、SNSでは「ブッフォンはビッグイヤーを掲げるためにパリに来たらしいが、全く逆効果だった」「(ロリス)カリウスがブッフォンに憑依した」「ブッフォンの不用意なミスを見ると、自分の父親の失敗を見ているようで悲しくなる」「ブッフォンは現役を退く時が来たんじゃないか」といった辛らつな意見が相次いだ。
イギリスメディア『DREAM TEAM』はブッフォンのこのワンシーンについて「マンマ・ミーア! ブッフォンは普通の人間であることを41歳にしてようやく証明した」という見出しで次のように伝えた。
「ベテランのGKはチャンピオンズリーグで優勝したことがなく、パリSG入りを決断したが同コンペティションで早期敗退を招いた。これまでブッフォンは大一番でこんなミスをするようなGKではなかった」
「実際、ここ20年は世界最高のGKとして名を馳せ、IFFHS世界最優秀ゴールキーパーも5度受賞している。直近では2017年にこの賞に選ばれた。だが、このシニアは40代となり、シュートストップで明確な衰えを見せてしまった」
今シーズン、パリSGに加わったベテランのブッフォンは「ビッグイヤーを掲げるため」とリーグ・アン挑戦の理由を公言していた。
だが、CLラウンド16第2戦では2失点目を招いて敗退の一因となったことで、ブッフォンの衰えを指摘する論調が巻き起こっているようだ。
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