名古屋グランパスは14日、明治安田生命J1リーグ第7節の横浜F・マリノス戦で途中交代したGKランゲラックの負傷状況について発表した。
ランゲラックは、13日に行われた横浜FM戦に先発出場したが、29分に遠藤渓太と接触したことでプレー続行不可能に。担架に運ばれてそのままピッチを後にしていた。
風間八宏監督は試合後、「正式にはまだ聞いていない」と前置きしたうえで「脳震とうだということで病院へ行った」ことを明かしていた。クラブによると、同選手は脳震とうにより1週間の治療期間を要する見込みとのこと。
昨季には、柏レイソルGK中村航輔が1年に2度も脳震とうになるなど、近年Jリーグでも脳震とうを受傷する選手が多い。命の危険を伴う脳震とうについては、日本サッカー協会(JFA)が2016年から「Jリーグにおける脳震とうに対する指針」を取り決めており、ステージ1~6のプログラムを踏みながら経過観察を行う仕組みとなっている。
なお、ランゲラックは昨季の明治安田生命J1リーグで全試合フルタイム出場。今季も6節までフル出場を続けていたが、今回の横浜FM戦での負傷交代により、連続フルタイム出場記録が40でストップしている。
