インテルに所属するFWマウロ・イカルディの妻で代理人を務めるワンダ・ナラ氏が、ナポリと接触していたことが明らかになった。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が伝えている。
イカルディは今夏、新指揮官アントニオ・コンテの下で構想外となっており、合宿には参加したものの、14日に行われたルガーノとの親善試合(2-1でインテルが勝利)を前に途中離脱した。アジアツアーへの帯同も予定されておらず、ピネティーナに残って自主練習を続ける。
そんななか、イカルディの代理人とナポリの接触が伝えられている。ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は数日前、ナラ氏との面会を否定したばかりだが、チームのスポーツディレクター(SD)であるクリスティアーノ・ジュントリ氏が先週、ミラノでアルゼンチン人FWの代理人と面会した。目的は、本格的な交渉を開始するというより、ナポリ移籍の可能性を探るものだったとみられる。ただイカルディ側は、同じく獲得に関心を示しているユヴェントスを優先しており、ナポリにとって具体的な進展はなかったようだ。
■ユーヴェは優位を見越して交渉先送りか
移籍先がユヴェントスであれば、イカルディは渇望するスクデットを狙えるうえ、ミラノからそれほど遠くないことから家族の引っ越しを余儀なくされることもない。さらに3年前からイカルディの獲得を熱望していたマウリツィオ・サッリの下、世界最高峰のFWクリスティアーノ・ロナウドと競演することも可能になる。したがって、もしイカルディがインテルを去るならばユヴェントスを選択する可能性が高く、ファビオ・パラティチSDも状況を十分に理解している。だからこそ、ユヴェントスは正式なオファーの準備を急いでいないようだ。
パラティチ氏は今後、FWマリオ・マンジュキッチ、FWゴンサロ・イグアイン、FWモイゼ・ケーンのうち2名の売却を済ませた上で、移籍期間の終盤に元同僚のジュゼッペ・マロッタ氏にオファーを持ちかけると予想されている。提示金額は3500万~4000万ユーロ(約43~49億円)になるとみられる。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

