■長崎では肉よりも…
22日はセレッソ大阪とヴィッセル神戸の「明治安田生命Jリーグ フライデーナイトJリーグ」、23日はガンバ大阪と横浜F・マリノスの開幕戦を視察し、24日は長崎へ。
長崎空港からバスで諫早駅へ向かう。
諫早駅からトラスタまではわかりやすい。

等身大の選手パネルと、先日のマスコット総選挙で2位に輝いたヴィヴィくんのこの標識が目印になる。これはクラブの『歩く企画』によるもので、約30分のV・ファーレンロードの至るところに選手パネルが配置されていた。
約2キロ。ゆっくり歩いても30分ほどで着く。スタジアムまでは渋滞を考えると歩いたほうが時間の計算ができる。

スタジアムへ向かう道中、何やら工事中の様子。九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)開通に向けた工事のようだ。

活気に溢れるスタジアムのグルメ。『大阪の人は肉が好き?』という話題を第2回、第3回で触れたが、長崎では肉よりもたこ焼きやお好み焼きの方が人気のようだった。
■ホーム開幕戦は終盤にドラマが
長崎は、今年J2でのスタート。手倉森誠監督と早川直樹フィジカルコーチが就任して新たな体制となった。オリンピックやワールドカップで日本代表スタッフとして活躍した二人だ。
大切なホーム開幕戦。相対するはJ2で昨季3位に入り、J1参入プレーオフに出場した横浜FC。エースのイバとレアンドロ・ドミンゲスは健在。攻撃力のあるチームだ。
ではハイライトをどうぞ。
長崎は、ストッパーに仙台で手倉森監督の指導を受けていた角田誠を置き、左サイドバックには柏レイソルから加入した亀川諒史が先発。2トップには名古屋グランパスから移籍してきたベテランの玉田圭司と、韓国の蔚山現代FCから加入したイ・ジョンホがコンビを組んだ。
前半からリズムに乗れない長崎。後半に入ると、両チームにチャンスは訪れるが決め切ることができず。しかし90分、FKの流れからミドルシュートがDFにあたり、こぼれ球が長谷川悠に。長谷川の豪快な左足ボレーが決まり、長崎が土壇場で均衡を破った。
試合はそのまま終了。ピッチに立っていた選手、スタッフ、そして11,924人が詰めかけたスタジアムが歓喜の渦に包まれた。長崎がホーム開幕戦を勝利で飾り、最高のスタートを切った。

笑顔に溢れる試合後のトラスタ。手倉森監督も満面の笑顔だ。
©J.LEAGUEそして、決勝ゴールの長谷川と。
■まるで絵葉書のような『眼鏡橋』
興奮冷めやらぬトラスタを出て諫早駅まで散歩。諫早城址に寄ってみる。来るときに眼鏡橋の標識があってちょっと気になっていた。
©J.LEAGUE諫早城址への階段。頂上には立派な木が佇んでいる。見晴らしも最高。そして諫早城址を降りていき、眼鏡橋に到着。

トラスタの近くにこんな名所があったとは。まるで絵葉書のようだ。天保十年(1839年)に架けられた橋は、国の重要文化財に指定されている。江戸時代の日本で最長の二連アーチの石橋で、他にない優雅さがある。
トラスタ観戦の前後にオススメしたい。ちょっとの寄り道で行けますよ。
笑顔溢れるトラスタ。ぜひ眼鏡橋も行ってみてください!
文=原博実/【写真提供=Jリーグ】
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