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【原博実の超現場日記2019/第20回】圧巻!中村憲剛と小林悠の前線からの守備。今季一番の出来だった多摩川クラシコ

■両者にとって非常に重要な一戦

多摩川クラシコ。今節は、FC東京のホームゲームとなる。試合前には恒例となったFC東京アドバンススクールと川崎FU-12が戦う『多摩川“コ”ラシコ』も開催されていた。

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雨の上がった味の素スタジアム。良い雰囲気! 川崎Fのサポーターもたくさん来てくれている。

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34回目となる多摩川クラシコ。ここまでの対戦成績は、ホーム・FC東京から見て10勝9分14敗。順位は、FC東京が首位、川崎Fが3位。勝点を見ると、FC東京が39、川崎Fが32。川崎Fは1試合少ない状況ではあるが、ここで負けると勝点10差がつくだけに、絶対に負けられない。一方のFC東京は勝てばさらに勢いがつく。非常に重要な一戦だ。

では、試合のハイライトをどうぞ。

■間違いなく、今季一番の出来

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ハードワーク、球際の強さ、攻守の切り替えの速さ。

何よりもチームをけん引したのは、中村憲剛と小林悠の前線からの守備だった。二人がプレーで、チームを引っ張った。FC東京のエース、ディエゴ・オリヴィエラ、永井謙佑の2トップに良いボールがほとんど入らない。左サイドハーフに入ったナ・サンホのスピードも発揮できる場面はほぼなかった。

第34回多摩川クラシコは、川崎Fの完勝!  試合の趨勢を決める先制点をセットプレーから奪った小林悠は、J1リーグ通算100得点を達成した。試合後の川崎Fゴール裏はこの上なく盛り上がる。

38歳、中村憲剛、年齢をまったく感じさせないプレーを見せた。負傷のため6試合ぶりの先発出場となったが、「元気だね〜」と言うと、「ずっと休んでましたから」と。

間違いなく、今季一番の出来だった。躍動感のある川崎Fらしいサッカーが多摩川クラシコで見られた。

素晴らしい2点目を挙げた齋藤学。

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右サイドバックの登里享平、そして試合を決める3点目を挙げた阿部浩之と。

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みんな笑顔!

これで今週金曜日に日産スタジアムで開催される、明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ・川崎FvsチェルシーFCがますます楽しみになった。

一方のFC東京はこの日良いところがなかったが、まだ首位にいる。気持ちを切り替えていけるかが今後のカギになる。

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文=原博実/【写真提供=Jリーグ】

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