■スタグルのアイスは最高においしかった!
12日は、前日視察した山口から松本に移動する。新山口駅から博多駅、そして福岡空港へ。福岡空港から松本空港には1日2便が飛んでいる。サンプロ アルウィンは松本空港のすぐ隣で空路移動は非常に便利。瀬戸内海、関空を通って松本へ。
写真提供:Jリーグ飛行機の窓から山がきれいに見える。
JリーグTV宛てに「サンプロ アルウィンのスタジアムグルメならぜひ!」と勧めてくれた「駅そば イイダヤ軒」に立ち寄る。すでに行列ができていた。するとお店の人が、今日から販売開始という塩ソフトをプレゼントしてくれた。
写真提供:Jリーグまた、この日は「原博実さん来場記念ねぎみそおやき」を販売してくれていたが、もう売り切れてしまっていた。残念!
こちらもお勧めの「Dolce Vivi」。ロイヤルソフトクリームは、たしかにおいしかった。大満足!
バックスタンド側の場外は、公園で緑が多い。
写真提供:Jリーグサンプロ アルウィンはとても見やすいスタジアムだ。
写真提供:Jリーグ北海道コンサドーレ札幌のサポーターもたくさん来ている。
写真提供:Jリーグではハイライトをどうぞ。
■ともに最低限の結果、スコアレスドロー
松本移籍後リーグ戦初スタメンとなった杉本太郎が前半決定的なシュートを放つが、これは札幌GKク・ソンユンが片手でセーブ。後半、今度は前田大然に決定的なチャンス。GKとの1対1を迎えるも、シュートはク・ソンユンの正面に。松本は勝点3を取れるチャンスがあったが、勝ち切れなかった。しかし札幌を無失点に抑えたのは大きい。
対する札幌は、アンデルソン・ロペス、チャナティップの2人をケガで欠くため、前線のコンビネーションがいつものように、スムーズではない。後半、ようやく早坂良太、鈴木武蔵、荒野拓馬の絡みでチャンスも作ったが得点ならず。暑さの中、アウェイでの勝点1は札幌にとって最低限の結果だと言える。
■前田にも、岡野のような鈍感力がほしい
この日、私が注目していたのは松本の前田大然だった。札幌戦のスプリント回数は36回で、断トツで多い。しかし、最後のところのプレーで迷っているように見える。圧倒的なスピードを持っているが、そのポテンシャルを活かし切れていない。後半、抜け出してGKと1対1になった場面は、前田のスピードを考えれば、GKを抜いてもよかったと思う。
常に全力のプレー。それが魅力でもあるが、ちょっと力を抜いて止まったり、フェイントをかけたりするぐらいの余裕があるといい。
たとえは難しいが、浦和レッズの時に出会った岡野雅行(元日本代表FW、現・ガイナーレ鳥取代表取締役GM)のような、ある種の“天然さ”がほしい。ほかの人が考えないようなアイデアやひらめき。前田大然にもそれがあるはず。
今季はまだリーグ戦で1ゴール。なかなか得点が取れないので、より確実にプレーしているように見える。ならば、前半のチャンスも後半のチャンスもとことん相手を抜く。そして、シュートを打てれば、シュート。味方がフリーになっているならパス。前田大然には次の言葉をプレゼントしたい。岡野がGKを抜いてシュートを決めた試合後、私に語った言葉だ。
「岡野、なんであそこはGKを抜きに行ったの?」
「その前にシュートしたほうが得点になるチャンスがあったのでは?」
岡野の答え。
「俺、シュート下手くそだからGKを抜けば外さないと思って。だってそのほうが確実なので…。」
やっぱり岡野だと思った。ああ見えて岡野は多くの選手が緊張するような場面で慌てない。その鈍感力が今の前田大然にもほしい。私はニコニコしている岡野が好きだった。
前田大然よ、もっと笑顔でプレーしよう。その走りでお客さんを呼べる選手なんだから、徹底して走って、DFだろうが、GKだろうがどんどん抜いてほしい。岡野じゃないけど、ゴールの中までドリブルしていいから。岡野の昔のプレーを見てほしい。必要なら岡野を紹介します。
頑張れ! 前田大然。
松本の自然のように大きくのびのび育て。岡野と同じように、応援したくなる選手なんだから、それを忘れずに。
文=原博実/【写真提供=Jリーグ】
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の記事です