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【原博実の超現場日記2019/第11回】桜満開!一美の2得点、変わりつつある京都。栃木は、橋本社長の誕生日に惜敗

■「栃木県民の歌」でキックオフ

栃木県グリーンスタジアム近くの道路も桜が満開だ。

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栃木名物と言えば「宇都宮餃子」。スタグル人気も、もちろん餃子だった。栃木のサポーターと記念撮影を行う。

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桜は満開だったが、統一地方選挙、春休み最終日が重なったからだろうか。いつもの栃木県グリーンスタジアムよりお客さんが少ない気がする…。

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いつものように「栃木県民の歌」でキックオフ。ちなみに栃木県民はみんな県民の歌を歌えます。私が学生のころは校歌と一緒にいつも歌っていたものだが、最近はどうなのか分からない。

ではハイライトをどうぞ。

栃木は、ケガ人が多いらしく、この日の先発11名の平均年齢は30.45歳だった。対する京都は平均年齢27.00歳。

試合前に京都の中田一三監督と会話をする。第7節を終えて京都は2勝3分2敗5得点5失点の11位。中田監督は、「ここまで(1試合で)2失点以上はしていない。仮に前半先に失点をしても、そのまま慌てずに辛抱できるようになった。しっかり自分たちでボールを動かしながら、バランスを崩さなければ後半チャンスが作れる」と語っていた。

ゲルト・エンゲルスコーチ、昨年までFC東京U-18の監督を務めていた佐藤一樹コーチとも挨拶する。

■京都・中田監督の読みどおりの展開

試合は中田監督の言っていた通りの展開となった。

栃木が3分、福田健介のコーナーキックを大黒将志が頭でスラして藤原広太朗のヘディングシュートで先制。しかし京都は焦らない。庄司悦大を中心に、重廣卓也、金久保順でしっかりとボールを動かす。宮吉拓実、一美和成の2トップも運動量が多い。左サイドの小屋松知哉も昨年までより元気に見える。

前半終了間際に栃木のゴールキックにプレスをかけ、一美が決めて同点弾。後半にも小屋松の左サイドの突破から再び一美が決め、京都が逆転勝利を挙げた。

一美和成 21歳。熊本県出身。大津高からロアッソ熊本の特別指定選手を経て2016年にガンバ大阪に加入。昨季はトップチームでも出場し、G大阪U―23でも出場を重ねていた。荒削りだが、身体の強さ、ダイナミックさがある。今季、育成型期限付き移籍で京都に加入し、この試合が初の先発出場となった。さらなる活躍を期待したい選手だ。京都が少しずつ変わっている。そんな印象を受けた一戦だった。

一方の栃木。この日は栃木サッカークラブ橋本大輔社長の誕生日だった。しかし、残念ながら「栃木県民の歌」でお祝いすることはできなかった。

先発出場した地元出身の優希、和希の西谷兄弟。スピード、ドリブルもある。この双子兄弟の名前がもっと知られるようになったときには、栃木はもっと上位にいるはずだ。

この日の観客は3,889人。統一地方選挙、花見、春休み最終日が重なったとはいえ、ちょっと寂しい。

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帰り道に公園に寄る。満開の桜。もう人影はほとんどない。餃子でもお土産に買って帰ることにしよう。

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文=原博実/【写真提供=Jリーグ】

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