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【原博実の超現場日記2019/第10回】柿谷と知念がゴラッソも…川崎FとC大阪の「金J」は引き分け。大島の必要性を再確認できた

■オススメの「大師巻」は見当たらず…

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5日は「明治安田生命Jリーグ フライデーナイトJリーグ」が3試合行われた。この日は等々力陸上競技場に。スタジアム周辺は桜が満開だ。今節、川崎フロンターレはセレッソ大阪と対戦した。

互いに前節は白星を奪い、川崎Fに至ってはリーグ戦でようやく初勝利。ともに連勝して勢いに乗りたいところ。

JリーグTVへの情報だと、川崎Fのスタグルは「大師巻を是非!」ということで、早速行ってみたが…。

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やはり人気は肉!「大師巻」は見当たらず。

0407_haracolumn_03.jpgJリーグ提供

「JリーグTV見てますよ~」、「ジャッジリプレイ見てますよ~」と嬉しい声がたくさん。

0407_haracolumn_04.jpgJリーグ提供

声をかけていただいたこちらのファミリー、お父さんが栃木県立矢板東高校(原副理事長の母校)の後輩だとか。家族での観戦ありがとう!

ではハイライトをどうぞ。

■2つのゴラッソが生まれた一戦

川崎Fの注目は、大島僚太の負傷離脱に代わって出場しているMF田中碧だ。川崎Fアカデミー出身の20歳で確実な展開力、守備能力、運動量も兼ね備えている。

大島と守田英正がコンビを組む場合、役割がはっきりしていたが、田中と守田の場合はポジションが重なってしまう場面があった。しかし、知念慶のゴラッソに田中が絡んだように、もう少しダイナミックな動きができる選手だと思う。

C大阪は柿谷曜一朗が前半に今季初ゴールを決めた。左サイドの丸橋からパスを受けると、柔らかなタッチで前進。ペナルティアーク手前から豪快に右足を振り抜いた。まさにゴラッソだった。

■FWを生かせる大島の必要性を再確認

そして2試合連続ゴールを決めた知念は、小林悠とはまた違ったタイプのストライカーだと言える。身体の強さ、献身的な守備に加えて、なによりこの日の得点のように相手最終ラインとの駆け引きのうまさ、良いポジションを取ることができる。

同点ゴールの後、奈良竜樹の縦への鋭いスルーパスに抜け出した知念。これを決めていればこの日のヒーローだった。チャンスを確実に決めていければ、さらに成長するはずだ。

その知念と交代で入った小林は、コンディションの問題もあり途中出場に。それでも決定的なシュートを放つなど、存在感を見せた。

そして、最後に出場したのはレアンドロ・ダミアン。高さも強さもあるストライカーは終了間際に鈴木雄斗のクロスに頭で合わせたが、決めきることができなかった。

知念、小林、レアンドロ・ダミアンと3人のストライカーを抱える川崎F。このうち最大でも2人が同時にピッチに立てる状況だが、そのバランスを見出せれば得点は増えるのではないか。そのためには、中盤で長短のパスを生かしてバランサーの役割を担う大島がやはり必要なのかもしれない。

試合前、本部にいた大島と写真を撮った。なかなか大島の笑顔は見られないが、ケガの回復は順調の様子。復活に期待したい。

等々力には金曜夜開催ながら21,494人の観客が来場。C大阪のサポーターもたくさん来てくれていました。

0407_haracolumn_06.jpgJリーグ提供

みなさん本当にありがとう。週末は桜を楽しんでください。

文=原博実/【写真提供=Jリーグ】

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