12日、ザルツブルクの日本代表FW南野拓実が、冬の移籍市場でリヴァプールへ移籍する可能性が高いと報じられた。一部メディアによると、すでにクラブ間では大筋合意に至っており、メディカルチェックや正式合意のサインを待つだけとの報道も。
リヴァプールの地元メディア『リヴァプール・エコー』は、南野の加入を想定して、早くも着用可能な背番号の特集記事を組んでいる。「南野はリヴァプールでも引き続き同じ背番号を着けることが可能」という見出しで次のように紹介している。
「南野は今後、メディカルチェックを通り、正式にサインを済ませたら1月にリヴァプールの選手となる。UEFAチャンピオンズリーグで、リヴァプールはザルツブルクとの2戦で、ホーム&アウェーともに勝利を収めている。この試合でリヴァプールの関係者はザルツブルクの才能に感銘を受けた」
「この日本人がアンフィールドで着けることが不可能な背番号は、1~15までの数字となる。16~19までは問題なく、20はアダム・ララーナによって埋まっている。その後22~24、26、27、32、48、51、62、66、67、72を除いたすべての番号が、南野の選ぶことが可能な数字だ」
「もし選択肢の中で最小の数字、16を選んだ場合は、ドイツのMFディトマール・ハマンが1999~2006年に背負った番号となる」
「ナンバー17のシャツは、2000年~2004年にかけて、伝説のキャプテンであるスティーヴン・ジェラードが着けた番号となる。かつてはスティーブ・マクマナマンもその数字を選んでいた」
「そして18はリヴァプールサポーターから愛されたハードワーカー、ディルク・カイトが2006年~2012年まで背負っていた数字だ。マイケル・オーウェン、ヨン・アルネ・リーセもこの番号を着けたことがある」
南野拓実は日本代表で背番号9だが、かつてAFCU-23選手権、リオデジャネイロオリンピックでは18番を着けていた。そして現所属のザルツブルクでは一貫して18のナンバーを背負っている。そのため、リヴァプールの地元紙も「ザルツブルクと同じ背番号を着けることが可能」と伝え、カイトやオーウェンの着けた18番になる可能性が高いと見ているようだ。
果たして日本代表FWは冬の移籍市場で欧州王者へと新天地を求めることになるのだろうか。引き続きその動向が注目される。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です





