2019-12-12 Minamino Takumi SalzburgGetty Images

南野拓実はフィルミーノと酷似?英記者がプレーを分析「この取引はもはや盗み」

リヴァプールとの交渉が明らかとなったザルツブルクの日本代表FW南野拓実について、英『テレグラフ』がそのプレーを分析している。

10月2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節のリヴァプール戦で豪快なボレーシュートを叩き込んだだけでなく、今月10日の最終節でも好パフォーマンスを披露した南野。今シーズンはここまで公式戦22試合9ゴール11アシストと、好調を継続している。

そんな南野のパフォーマンスに感銘を受けたリヴァプール選手たちは、クロップ監督と上層部に獲得を進言。すでにスポーツ・ディレクターを務めるマイケル・エドワーズ氏らは交渉に入っており、1月に契約解除金725万ポンド(約10億4000万円)を支払い、獲得に確信を持っていることが『Goal』の取材で明らかとなった。

大きな注目を集める南野について、『テレグラフ』のJJ ブル記者は「ビッグクラブが掘り出し物を見つけることはほとんどないが、タクミ・ミナミノはまさにそれだ」とし、そのプレースタイルや特徴を分析した。

「ユルゲン・クロップは、直接的でないにせよ、ロベルト・フィルミーノの適切なカバーを探し続けていた。ミナミノは左右ウィングでもプレーできるが、フィルミーノと同様にストライカーの後ろで頻繁にプレーする。また、守備時にも同様に“6番”の選手へのパスを消すことができる」

そしてリヴァプールとザルツブルクが対戦した試合を例に挙げながら「2人のストライカーが近い位置にいると、ミナミノは後ろから彼らを支え、ディフェンスライン裏へパスを狙う」と続け、フィルミーノとの類似性を指摘している。

「ミナミノの柔軟性は非常に役立つ。そしてライン間の危険な位置にポジションを取りたがる。さらに興味深いのは、クリエイターとしても仕事をこなし、撤退時にもストライカーとのリンクマンも果たす。これはフィルミーノがリヴァプールで行っている仕事であり、再現するのが困難なものだ」

「彼の良い部分はなかなか数字では測定できないものの、ラストパス前の効果的なパス、ファイナルサードで味方のためにスペースを空けるための利己的な動き、適切なタイミングでポジションを離れて下がり、最後の1秒まで走り続ける」

最後に「プレミアリーグに適応することはどんな選手でも難しい」としつつ、「ザルツブルクとリヴァプールのシステムは似ている」と指摘。「725万ポンドはただのバーゲンではない。もはや盗みだ」と、破格の取引だと綴っている。

現在は交渉中であり、正式に獲得が決まったわけではない。だが、すでに現地でも大きな盛り上がりを見せている。

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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