「勝点1プラス大きな財産」生粋の大宮っ子、吉永昇偉がデビュー戦で大きな一歩

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明治安田生命J2リーグ第15節が26日に行われ、柏レイソルと大宮アルディージャの一戦は1-1の引き分けに終わった。

試合は28分にホームの柏がオルンガの個人技で先制点を奪う。後半に入ると、柏は真夏日にもかかわらず、大挙訪れたサポーター の声援を受けながら、攻撃の圧力を強めて追加点を奪いにいく。それでも、大宮は何とか耐え抜いて反撃。66分には、途中出場のフアンマ・デルガドがゴールキックに抜け出し、値千金の同点弾を挙げる。最後は守備陣の奮闘もあり、大宮がしのぎ切る形でドロー決着となった。

試合終了後もアウェイの大宮サポーターがコールを懸命に続けていたことからも分かるとおり、大宮が1ポイントを“拾った”形になった。チームにとっては3試合連続のドローだが、 高木琢也監督は「最後まで粘り強く戦いながら、3ポイントを取れました。結果的に引き分けでしたが、残念というよりも勝点1を何とか取れました」と振り返る。

加えてこの試合では、高木監督が「勝点1プラス大きな財産」 と口にした収穫も手にすることができた。

■アクシデントでの出場にも物怖じなし

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それは、19歳吉永昇偉のデビュー戦でのパフォーマンスだ。前半終了間際にDF山越康平が負傷したことで、突如として出場機会が巡ってくる 。

元々、大宮は3バック+両サイドにウイングバックを敷くシステムを採用している。そのため、中盤の選手を入れて4バックに変更することも考えられたが、高木監督はFW登録の吉永を右ウイングバックとして投入する決断を下す。見慣れない背番号「36」がピッチサイドに立つこととなったが、当の本人の準備は万端だった。

「アクシデントによる突然のデビューでしたが、僕自身はしっかりと準備できていましたし、硬くなることもなく、自信を持ってピッチに入ることができました」

当然、柏は途中出場の若者を容赦なく狙う。クリスティアーノや菊池大介といったJ1でも経験ある選手たちが果敢に仕掛けに来る。しかし、吉永はスピードとフィジカルを持って制圧。最後まで守備が破綻することはなかった。高木監督も守備面について高く評価する。

「ウイングバックには3つの要素が求められます。運動量、カバーリング、そして攻撃。今日は、攻撃はそこまででしたが、守備面では評価できます。相手が経験値のある選手でしたが、1対1で負けませんでした」

■「鳥肌が立つほどうれしかった」もの

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ただのルーキーのデビューではなかった。

吉永はジュニアから大宮一筋の“サラブレッド”である。 今季大宮ユースからトップチームに昇格し、前節・栃木SC戦で初のベンチ入り。今節の突然のデビューに好パフォーマンスで応えたプレーだけではなく、サポーターが36番のユニフォームに手を伸ばしたくなる要素も備えているのだ。

「半年前はスタンドから試合を観戦していた立場でしたが、当時から僕も出たいと思っていました。アルディージャのサポーターの皆さんの声援はすごく大きくて、本当に力になりました。出たからには皆さんの気持ちにこたえたいと思っていました」

さらに、テレビカメラの前では「『吉永』のコールを聞いたときは鳥肌が立つほど嬉しかった」と熱を込めて語っている。「前節でサブに入ったときは『僕に何ができるだろう』という不安もあった」と明かしたが、柏戦のパフォーマンスには「満足できる結果」と自信も見せる。

もっとも、自身の要求は高い。デビュー戦の出来は「50点ですね」と即答。指揮官からも指摘があったとおり、攻撃面での課題を理解している。その中で、自らの持ち味として挙げたのはスプリント。

「足は速いほうですし、そこで上下動ができれば。前のポジションで、もっとどん欲に行ければいいかなと思います」

デビュー戦では緊張よりもワクワクが上回ったという。大物の風格漂う19歳の一歩はまだ踏み出されたばかりだ。

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