浦和レッズは2日、11月1日に県立カシマサッカースタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第30節・鹿島アントラーズ戦の後半に、大槻毅監督が退場処分を科されたことを受けて、クラブとしての処分を発表した。
問題となったのは85分のシーン。浦和が攻撃した際に、ボールがタッチラインあたりにクリアされると、浦和のエヴェルトンと鹿島の永木亮太が必死にチェイス。タッチラインの外にボールが出ると、永木がエヴェルトンを倒す形になってしまう。
これに激昂した大槻監督が、ピッチに戻ろうとしていた永木を突き飛ばすと、永木は転倒。指揮官の行為をめぐって両チームがもみ合いとなる騒動に発展した。この大槻監督の行為に対し、荒木友輔主審はレッドカードを提示。同監督は一発退場処分となった。
今回の件についてクラブは「大槻毅監督が鹿島アントラーズの選手に対する乱暴な行為により、退場処分を受けたことで、選手はじめ鹿島アントラーズ関係者、Jリーグ関係者、並びに両クラブのファン・サポーターのみなさま、サッカーに関わる大変多くの方々に対し、不快な思いを抱かせてしまい、誠に申し訳ありません。深くお詫び申し上げます」と公式HPに謝罪文を掲載。
そのうえで「浦和レッズは、『SPORTS FOR PEACE!』で提唱している通り、暴力行為を根絶することをめざし、青少年の健全な育成に寄与することを理念に掲げるクラブとして、今回の監督の行為は、いかなる理由があろうとも許されるものではなく、厳正に対処すべき事案と考えております」とし、大槻監督には戒告並びに制裁金100万円を、中村修三GMへは戒告処分を科すことを決めた。
処分を受けた大槻監督はクラブを通じて「選手と共に常に闘わなければいけませんが、あの行為は間違いでした。鹿島アントラーズの選手並びにチーム関係者、すべての浦和レッズに関わる人たちに謝罪いたします。この経験を糧に、選手と共に闘っていきます」とコメントしている。
なお、今回の処分とJリーグ規律委員会による処分は別のもので、今後大槻監督にはJリーグから処分を受ける可能性がある。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

