エイバルMF乾貴士が2日のリーガ・エスパニョーラ第22節、本拠地イプルーアでのベティス戦(1-1)で先発フル出場を果たし、チームの同点弾獲得に貢献するなど活躍を見せた。
乾が昨季在籍した古巣との対決で魅せた。
7分にフェキルの先制点を許したエイバルだったが7分後、前線から積極的なプレスを見せてベティスのビルドアップを阻害すると、乾がペナルティーエリアでエドガルからボールを奪取。慌てたエドガルに倒されたことでPKを獲得し、キッカーのオレジャーナがこれを決め切って同点に追いついた。
この日の乾は出色の出来で、トラップ、スルーパス、ドリブルなどのテクニック面で観衆を魅了し、さらに積極的かつインテンシティーあふれるプレスで守備にも貢献。76分には右サイドからのクロスを押し込もうとしたが、これはGKジョエルのファインセーブに遭っている。試合は結局1-1から動くことなく、勝ち点1を分け合う結果に終わった。
2試合連続でドローゲームを演じたエイバルは、勝ち点24で15位に位置。降格圏18位レガネスとの勝ち点は6となっている。
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