劇的逆転劇の主役ルーカス、ハットの大活躍に「僕のキャリア、僕の人生で最高の瞬間」

トッテナムのルーカス・モウラは、劇的な逆転劇でチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を決めた喜びを語った。

8日に行われたCL準決勝セカンドレグで、トッテナムは敵地でアヤックスと対戦。ホームでの初戦を0-1で落としたトッテナムは、この試合でも前半のうちに2点を失う。すると後半、ルーカスが55分、59分と立て続けて2点を返すと、後半アディショナルタイムに劇的な逆転弾を奪いハットトリックを達成。これが決勝点となり、この試合を3-2で制したトッテナムがアウェイゴールで上回って初のCL決勝進出を決めた。

ハットトリックの大活躍を見せてCLファイナル行きを手繰り寄せたルーカスは試合後、「今の気持ちを表現することなんてできない。とても、とてもハッピーで、チームメイトを誇らしく思う」と語り、劇的勝利への喜びをあらわにした。

「僕たちはこの瞬間が訪れることを、逆転が可能ということを信じていた。この瞬間を手にするために全力を尽くした。フットボールはときどきこのように想像できないことを僕たちに与えてくれるんだ。これは僕のキャリア、僕の人生で最高の瞬間だ」

「僕はいつもチームメイトのことを信じてきた。キープレーヤーがいなくても僕たちには力がある。僕たちはチームで、ファミリーだ。今、とにかくチームメイトに感謝を伝えたい。トッテナムの一員としてこの場にいられることは本当に最高だ」

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