国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、2021年よりクラブワールドカップ(CWC)の出場枠拡大が評議会で認められたと発表した。
2007年に現行のシステムが導入されたCWC。6大陸の代表クラブに、開催国枠を加えた7クラブにより世界一の座が毎年12月に争われてきたが、FIFAの評議会は15日、廃止が決まったコンフェデレーションズカップの代わりとして出場枠を増やしたCWCの夏開催にゴーサインを出したようだ。
なお、新システムが導入されることが決まったCWCの出場クラブ数は7クラブから24クラブに拡大し、4年に1度の頻度で開催されることになる。また、第1回は2021年夏に開催予定となっている。
インファンティーノ会長は15日の会見で「最高のチームがクラブ世界チャンピオンの栄光を目指して戦う真のクラブワールドカップを世界は目の当たりにすることになるだろう。エキサイティングで、権威のある大会にしたいと考えており、2021年から新クラブワールドカップが始まることになる。私はこの決断に至ったことをとても、とてもうれしく思う」と明かした。
一方、欧州クラブ協会(ECA)はFIFAが開催を決めた新CWCへ反対の立場を表明。イギリス『BBC』によると、同組織はチャンピオンズリーグ等への影響があると考えており、「ECAに加盟するいずれのクラブも参加することはない」と声明を出した模様。しかし、インファンティーノ会長はいずれ欧州側と合意に至るだろうと楽観視しているようだ。
「UEFAの会長ととてもポジティブな話し合いを行えている。もちろん、それぞれの考えはあるが、我々は前進している。数週間のうちにUEFAからポジティブな回答が得られると確信している」
また、インファンティーノ会長は2020年のカタール・ワールドカップより出場国数を現行の32カ国から48カ国にする案がFIFAの評議会を通過したことも併せて発表。この件に関しては、6月に行われるFIFAの総会で最終判断が下されるようだ。

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